看護師におけるバイトという働き方|看護師転職コラム

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看護師という職業は、他の仕事と違って資格職(専門職)であり、生命を取り扱う特殊なお仕事のひとつです。そのため雇用形態としては、正職員(常勤)という働き方が一般的でしたが、近年では看護師さんにおいても、ライフスタイルに合わせた様々な働き方が選べるようになりつつあり、パートやアルバイト(非常勤)で働く看護師さんの数も年々増加傾向にあります。
そこで今回は、看護師さんにおける「バイト」という働き方について、詳しく説明していきます。

看護師バイト・パートの募集事情

本格的な高齢化社会を迎え、看護師不足が深刻な社会問題となっていますが、お仕事を探す看護師さんにとっては有利な状況と言えます。
以前であれば、「2交替のフル勤務ができる正職員しか採用しない」という方針だった医療機関であっても、昨今の看護師不足は無視できない状況になっています。たとえば、「家庭があるから日勤のみで働きたい」などといった希望を柔軟に受け入れる職場が増えている傾向があるようです。日勤のみを希望する看護師さんが増えると、夜勤帯の看護師さんが不足するため効率良く稼げると人気の夜勤バイトの募集も増加傾向にあります。看護師不足を解消するためには、資格や技術があるのに働いていない看護師さんが働ける環境をいかに用意するか、といったことが重要となります。したがって、これまでは募集していなかったような条件の募集が増えてくることが予想されます。

アルバイトとパートの違いは?

実はアルバイトとパートに法律的な区別はなく、職場ごとに定義が異なる、というのが正しい解釈です。病院や介護施設などでも、「看護師アルバイト募集」や「看護師パート募集」など、職場によって呼び方が異なるため、職場ごとの就業条件をよく確認し、どのような雇用になっているかを確認することが重要です。ちなみに、アルバイトは労働を意味するドイツ語「Arbeit」が語源で、日本では主に若年層の非正規雇用を指す言葉として用いられています。一方で、パートとは、パート・タイム・ジョブという英語が語源の短時間労働を意味し、日本では主に中高年の非正規雇用を指す言葉として使われることが多いようです。なお、アルバイトやパートであっても法律の定めに従って有給休暇や社会保険の対象となるほか、正職員と同じく期間の定めのない安定した雇用を実施している職場もあります。あえて正職員にはならず、比較的時間が自由になるアルバイト・パートで長く働くという選択をする看護師さんも増えています。

アルバイトと派遣の違いは?

それではアルバイトと派遣の違いはあるのでしょうか?
結論から申し上げると、こちらは明確に違いがあります。
看護師が派遣で働く場合、派遣会社と雇用契約を結びます。そのため労働の対価である給与は派遣会社が支払います。一方、アルバイトで働く場合は、勤務先である病院や医療施設と看護師が雇用契約を結ぶため、お給与の支払いは勤務先となります。有給休暇や社会保険加入についても、同様に雇用元が手続きを行ないます。ただ実際に看護師が勤務する際の指揮命令(具体的な指示)は、どちらも勤務先が出しますので、雇用形態によってお仕事内容自体が大きく変わるということはありません。むしろ派遣、バイトに関わらず、勤務開始前に具体的な業務内容をしっかり確認しておくことが大切です。

アルバイト・パートのメリット

正職員で働く看護師さんと比べて「個人の希望が通りやすい」など、働き方に幅があることが何よりのメリットです。例えば、「日勤のみで働きたい」「週3日だけ働きたい」「土日祝は休みたい」「夜勤だけ働きたい」といった正職員であれば通らないような希望であっても、バイト・パートであれば簡単に見つけることができます。また、正職員の看護師さんは長期間にわたって務めることが前提で雇用されますが、バイト・パートであれば、「あらかじめ期間を決めて働く」といったことも可能です。例えば、3ヶ月や6ヶ月といった短期間も可能ですし、中には単発と呼ばれる1日だけのスポット勤務も選択肢に入ってきます。短期間で正職員転職を繰り返してしまうことは、キャリアにとってマイナスになることも考えられますが、あらかじめ決めた期間での就業であればマイナス評価になりづらいメリットもあります。病院だけでなく、もっと多くの職場を実際にのぞいてみたい、という方には、単発や短期間での就業で、病院ではない職場を体験してみるのも、今後のキャリアプランにとってはプラスになると言えるでしょう。転職先がみつかるまでのつなぎや、
家庭と両立だけでなく、看護師としての視野を広げる意味でバイト・パートを活用している方も多くいらっしゃいます。「看護師=病棟での正職員」というイメージが強いようですが、昨今では看護師さんの働き方も多様化しています。中でもアルバイト・パート・派遣などは、事情があって正職員では働けないが、制限内でお仕事をしたい、という方にとっては魅力的な選択肢になっています。

アルバイト・パートのデメリット

正職員(常勤)の看護師さんと比較した場合、最も大きなデメリットは、福利厚生の違いです。昇給、ボーナス、退職金、院内保育、入寮等の福利厚生は、バイト・パートの看護師さんは受けることができません。そのため、どうしても常勤勤務の看護師さんと比べると金銭的には見劣りします。また社会保険への加入は、「週30時間以上」かつ「2か月以上の継続的な勤務」という条件を満たさなければなりませんし、有給休暇や産休育休の取得は、法律で認められているものの、やはり一定の条件を満たす必要があります(こうしたデメリットは、前述したメリットと表裏一体とも言えます)。
一方、看護師は資格職ではありますが、やはり正職員とバイトでは、担当する業務範囲や業務内容が変わってきます。やはり責任のある業務、経験が必要な業務というよりは、比較的簡単な業務を頼まれるケースのほうが多いのが実情です。そのため経験やキャリアを積みたい看護師さん、これまでの経験を活かしてバリバリ働きたい看護師さんにとってはあまり適さない雇用形態とも言えます。
もちろん勤務先によっては、正職員と同じ業務を任せてもらえるケースもありますので、勤務の前にしっかり確認するようにしましょう。

看護師バイト・パートの探し方

現在では看護師バイト・パートの探し方は多様化しています。口コミや病院のホームページはもちろんのこと、看護師専門の人材会社などの活用もオススメです。特に看護師専門の人材会社には多くの募集情報が蓄積されているため、複数の条件を比較することができるため「希望の条件で仕事があるのか」、条件ピッタリの仕事がない場合には「どの条件を妥協すれば仕事がみつかるか」など、様々な角度からアドバイスを受けることができます。1人で検索をしながら探すより効率が良いのはもちろんのこと、第三者に現在の状況や希望を伝えることは、自分自身の頭の整理にもつながるため、これまでのキャリアの棚卸しができるメリットがあるほか、今後のキャリアの方向性を見定めるきっかけにもつながります。

看護師バイトは激務?

よく「看護師は激務」と言われますが、長時間の夜勤を含む不規則な勤務や、少しのミスも許されない緊張の連続など、体力的にも精神的にも大変な勤務が続くため、資格取得から数年程度で離職してしまう看護師さんも多いようです。特に資格を取得して初めて働く職場が病棟であるケースが多く、前述したような激務が続いてしまうため、看護師さん自身が看護=ハードワークと思い込んでしまうことも多いようですが、すべての職場や、働き方が厳しいわけではありません。特にアルバイトは、「日勤のみの規則正しい勤務」という募集が当たり前に見つかりますし、緊急対応がほとんどない職場を選ぶことも可能です。たとえば、高齢者向けの介護サービスである、デイサービスでは比較的安定した健康状態の高齢者向けのサービスですので、緊張状態の連続といったことはありません。また、同じ病棟であっても、回復期リハビリ病棟や、療養病棟であれば急性期ほどはバタバタしませんので、比較的心に余裕を持って働ける職場が多いようです。正職員として転職するまえに、これまで経験していない職場をのぞいてみたいという場合には、まずはバイトやパートで複数の職場を経験してみることも賢い選択肢と言えるかもしれません。

看護師バイトは時給が高い?

正職員として働いている時は、看護師が高給であるということは意識はしないと思います。しかし、いざアルバイト・パートを探してみるとその時給の高さにビックリされると思います。たとえば一般的な職種であれば時給1000円というのは決して安い賃金ではありませんが、看護師さんの時給相場は時給1500円であっても、高いほうではありません。なかには時給2000円を超えるケースもあるなど、一般的な職種に比べて収入面はとても有利です。しかも、看護師不足が社会問題化しているほどなので、完全に売り手市場のため、職場の選択肢は色々あります。バイト・パートであれば、正職員のような激務ではない職場も多数あるため「看護=激務」という先入観を捨て、せっかく取得した資格・経験を生かして、看護師として働くことをオススメします。

お仕事リンク

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