Vol.0018 終わり良ければ全て良し!  [2014/02/06更新]

 

気づいたら1月は走り去り、
2月です。
豆もお面も用意したのに2月3日、
家に辿り着いて嵐のように飯炊きおばちゃんをして
ペコペコのお腹を太巻きで満たして
イワシで一杯しながら
居酒屋のおじちゃんのようにくだを巻いていたら…
日付が変わっておりました。
ぐうたらな生活を送っております。
マツコです。

こんなマツコにも
2月を必死に駆け抜けた時がありました。

お受験です。

ひとつ目は、高校受験。
ふたつ目は、看護師国家試験。

え?間の看護学校の受験が抜けてるって?
看護学校の受験は1月にぶあっと受けて
ある程度受かった時点で受験に飽きてしまって、
高3の2月は丸々1ヶ月コタツから頭だけを出して
亀生活を送っておりました(笑)
マツコ唯一の引きこもり生活です。
2月は自由登校だったので学校も親も友達も
そんな風に思ってませんでしたが、
実は、自分の中で登校拒否をしていました。
というのも、マツコの高校は進学校で、友達はみんな大学受験で
看護学校のみ受験のマツコは、疎外感を半端なく感じていたのです。
センター試験とか、前期試験とかよくわからない言葉ばかりだし
すでに進学先が決まっていたマツコには
みんなの不安や緊張が理解できず、相談に乗ることもできませんでした。
今で言うと周りはどんどんママになっていって、そんなママから
「仕事頑張ってて偉いね。イキイキしてて羨ましい。」
という言葉すら素直に受け止められない、そんなイジケムシ状態です。
自分が望んでそうしている今なんだから
引け目を感じることなくいればいいのに
そうはできない器のちっちゃい子なんです。
人間らしいと思って許してください。
いくつになっても、隣の芝は青く見えてしまうものですね。
自分の信じた道を歩いているつもりなのですが
とっても不透明な「みんな」の枠組みから
自分が抜け落ちてしまっているようで不安なのです。
これも所詮、子どもの時から変わらない。
「みんな持ってるからあれ買って」みたいな。
「みんなって誰?よそはよそ。家は家」なのに。
いつまでもしっかりした大人になれず
気づけば子どもおばちゃんになりつつあります。

はてさて、そんな子どもおばちゃんマツコは置いておいて。
頑張っていたマツコのはなし。
今回は、ひとつ目のお話をしようと思います。
ふたつ目は、2月後半の国試前まで温めておきますね。

今、スーパーナースのマツコのデスクから一直線、前の壁に
貼り出されている言葉があります。
それが、今回の題名にもあるこの言葉

“終わり良ければ全て良し!”

毎回、3か月毎にこの壁の言葉は変わります。
営業本部長が考えて下さっているようです。
子どもの頃、毎月貼り出されるお寺の前の今月の言葉を
こっそり楽しみにしていた時のように、
マツコは3ヶ月に1度、変わるこの壁のお言葉を
いつも心待ちにしております。

妄想癖があるマツコにとって
背も高くてちょっぴりコワモテだけど
笑顔がとってもチャーミングな営業本部長が
どんな思いを込めて毎回の言葉を考えているのかを
色々想像することが楽しみのひとつでもあります。
普段なかなか接点がない部長さんなのですが
今回この時期にこの言葉が貼り出されて
急にすごく親近感がわいてしまいました。
というのも、全く同じこの言葉を
全く同じこの時期に、マツコも使ったことがあるからです。

一体何の集まりだったのかは覚えていないのですが、
マツコ中3の2月でした。
受験前の150人程度の同級生の前で何故か代表して
作文らしきものを読んだときのことです。

マツコの年代は、「少年犯罪」という言葉がまさに真っ盛りの年代で、
マツコの学年もニュースに取り上げられるような事はしておりませんが、
そこそこヤンチャな学年でした。
そんなヤンチャな子達にも、お受験はやってきます。
正直、受験を受けさせてもらえないかもしれない状況の同級生もいました。
でも、みんな思春期の感情さえコントロールすれば
ちゃんと受験を乗り越えられる
根っこは家族想い、友達想いの子ばかりでした。
そこでマツコが作文の最後に言った言葉が

終わり良ければ全て良し。
色々あったけど、最後に笑えればそれで良し。
だから、ラストスパート頑張ろう。

人生、結果が全てだとは思いません。
そのプロセスや不本意な結果から得るものもまたあるでしょう。
しかし、キメなきゃいけない
絶対外すことが許されない岐路が、
時折人生には訪れます。
終わりが良ければ、そのプロセスが帳消しになることだってあります。
逆にそれまでどんなに努力しても
終わりがダメなら全てダメなことも少なくありません。
大人の社会はもちろん、お受験もそうです。
特に高校受験は、大学等の受験と違って
浪人という選択をする人は少なく、一発勝負になります。
だからこそ選んだのがこの言葉でした。

また、この言葉は仕事や受験だけではなく
人間関係においても同じことが言えるのではないでしょうか。
2月やこれから訪れる3月は、看護師さんにとって
異動や退職、転職が多くある大切な時期です。
中には、辛くてその職場を離れることを決めた方もいるでしょう。
やっと、2月。あと夜勤○回で終わり。
なんてカウントダウンしている方も多いと思います。
転職を何度かしているマツコもそうでした。
だけど、カウントダウンと共に募る思いは
まだここにいたい。さみしい。
という思いばかりでした。
それは、送り出してくれる人達がいつも
きちんと送り出してくれていたからです。

今、マツコは送り出す立場にいます。
さみしいをどれだけ言っても仕方ないけど
さみしい。
新人OLマツコにとって、プリセプターであり
主任さんであり、師長さんのような人を送り出します。
存在そのものは、同期くらい大切な存在です。
同期は、他のスタッフとは全然違う存在です。
代わりはいません。
そんな存在の人なのに、最後にちょっぴり行き違いがあり
危うく終わりが悪くて全てダメ
な状態になりかけました。
原因は、親しき仲にも必要な言葉と礼儀ありです。
結局、礼儀知らずなマツコに必要な言葉を頂いて、事なきを得て
今は、終わりが良くなるようにラストスパートをかけています。

送り出される方。
最後の方になるとついついモチベーションも下がってしまいがちですが
どうか飛ぶ鳥跡を濁さず、かっこよく飛び立って下さい。
また、送り出す方が想像以上にナーバスになっていることをお忘れなく。

送り出す方。
もしマツコのように
今までのプロセスも全てすっ飛んで疑心暗鬼になることがあっても
一緒に過ごした時間を忘れずに送り出す人を信じましょう。

終わり良ければ全て良し!
終わりに至るまでにどんなプロセスがあっても

最後に笑い合って

ありがとう

と言い合えたらそれで良し!

最後は笑って終われるように
みんなが想い合って
お別れの季節を乗り越えていきたいですね。

マツコ