Vol.0050 どちらが長生き!?心配性と自信家 [2014/10/19更新]

おっきい台風が通り過ぎ、
ぐっと秋めいてきた今日この頃。
マツコがブログを始めたのも
ちょうど1年前の10月でした。

OL看護師として、
パソコンや会社語(「~ございます」とかね)と
格闘しながら、コツコツ書き続けてきたこのブログ。

祝☆50回目を迎えましたーーー!!

一度始めたら、ずっと続けちゃうしつこい性格と
読んで下さっている方々の応援の声で、
今日のこの日を迎えることができました。
本当にいつもありがとうございます!

で、先週、49回目のブログにて
おもいっきり前フリをしましたが…
ネタだらけのマツコの人生で、
トップ5に入るお話を今回はしたいと思います☆

はじめに、ぐっと秋めいてきたと書きましたが…
気づけば、陽もぐっと短くなってきました。
日勤終わりでも、ちょっと遅くなり外に出ると
「もう真っ暗…」という看護師さんも多いのではないのでしょうか。

「陽のあるうちに帰りたーい!」

とよく真っ暗な帰り道を歩きながら
同僚とぼやいていたのを思い出します。

とはいえ、まだ、19時や20時ならいいんです。
やはり深夜23時や0時になると…

さすがのマツコもLadyですので
ちょっぴり怖くなります。

なので、「若い」頃のお部屋探しのときは、

・飲み屋街からタクシー1000円ちょっと
・明るい帰り道
・できたら警察署、交番の近く

という条件をあげていたものです。

まあ、引っ越し回数を重ねるにつれ(歳をとるにつれ…?)
必須の条件はひとつ減り…ふたつ減り…
となっていきましたが、

最後まで残った条件、

それは

「飲み屋街からタクシー1000円ちょっと」

これ、別にマツコがお酒好きという
理由だけではありません。

お酒が好きでも嫌いでも
「お付き合い」というものもありますし、

仕事で遅くなり、
食事をして帰ることもあります。

“タクシーを気軽に使って帰れるところに家がある”
ということは女子として重要!

本当に世の中怖いですから…。

今回のお話は、そんな怖がりなマツコがまだ、
「帰り道が明るくて、警察署に近い部屋」に
住んでいた頃のお話です。

その日マツコは、遠方で開催された
とある野外ライブに友人と行っていました。

郊外での開催だったため、
自分たちが住んでいる市街地まで戻ってきた時には、
「最寄り駅までの終電」は見事になく、
仕方なく友人と二人、タクシーに乗ることに。

するとタクシーの中で友人が、
「最寄り駅に止めている自転車を取りに行きたい!」
と言い出したんです。

マツコも、駅に自転車を止めていましたが、
できたらタクシーで帰りたかった…。

ナゼなら当時、

帰宅途中の女性のあとをつけて行き
マンションのエレベーター前などで首を絞めるという事件

が頻発しており、
タクシーのおっちゃんも

「商売で言うてるんやないんや。
 悪いこと言わんから、
今日はこのままおっちゃんの車で帰った方がいいで」

と何度も友人を説き伏せようとしてくれましたが、
友人は頑として首を縦に振りません。

結局、友人の希望通り
駅に自転車を取りに行き、友人とは駅で別れました。
深夜1時を過ぎていたと思います。

怖いよ~怖いよ~

と何度も振り返りながら、自転車を必死でこぎ、
自宅近くの大きい警察署を横に通り過ぎ、
マンションに到着!
と思ったら…

何かある!!

マツコチャリ急停止!!!

両手より少し大きく、
ふっくら楕円形の感じの…

鳩の死骸?

しかも、首が…ない!?

もう、怖くて怖くて、近寄れない。

猟奇的な事件が起こる前に
動物を虐待した事件が起こるという話を思い出し、
もう恐怖の絶頂です。

そのまま、先ほど通り過ぎた
警察署に駆け込みました。

「首のない鳩の死骸」
が捨てられていたことを説明し、
椅子に座ってしばらく待つように言われた
ガクブル((((;゚Д゚))))状態のマツコ。

椅子に座っても、恐怖で縮こまって震えていました。

そこに現れた防弾チョッキと拳銃を携えた、おまわりさん2人。
現場のマンションまで一緒に行ってくれるそう。

「大丈夫やからな」

と優しいお言葉をかけてもらいながら現場に到着。
マツコは怖くて近寄れません。

勇敢なおまわりさん達はスタスタと
マツコが説明した場所に近づいていきました。

で、おまわりさんが一言。

「お姉ちゃんこれかい~?」

と「ヒラっ」とそれを持ち上げて言ったのです。

ん、ヒラッ…と???

おまわりさんが持っていたものは、

ボロ雑巾。

そう、マツコが「首のない鳩の死骸」だと
思っていたものは、ただ雑巾だったのです。

申し訳なさと恥ずかしさで
「ごめんなさい!」
を連呼しながらも

「私、本当にお酒飲んでないんです!」

となぜかシラフであることを強調。

だって、とっさに頭を横切ったのが、

「警察密着24時★真夜中の珍客」

もう、絶対それやん!!

とにかく平謝りのマツコにおまわりさんは

「いや~、何でもなくて良かった!
 これからも、何かあったらいつでも言ってきて下さいね!」

おまわりさ~ん!
こんな真夜中の珍客になんて素敵な対応なの!!

でも、病院で働いていると、こんなマツコのような珍客…
ではなく、心配性な患者さんっていらっしゃいますよね。

実は、マツコの身近にとても優秀なモデル人物がいます。
マツコ弟です。

<エピソード1>
ある日少し大きめのほくろを発見したマツコ弟。

「皮膚ガンかもしれない」と思い悩み、
いそいそと皮膚科を受診。
もちろんただのほくろ。

<エピソード2>
健康診断の血液検査で再検査と言われる。
「そういえば胃の調子がおかしい」
「体調が悪い」
と自ら重病説を膨らませ、
ビビりながら再検査。
もちろん重病ではなく、若干の胃炎。

<エピソード3>
硬膜外麻酔で、とある手術をしたマツコ弟。
起き上がってはいけないと言われていたが、
仰臥位のままベッド上での排泄がどうしてもできず、
トイレに立つも、その後ひどい吐き気と頭痛が出現。
「僕はもうこのままおかしくなる」
と号泣&ナースコール連呼!
もちろん、時間経過とともに改善。

言い出せばきりがないくらい
病院受診が大好きな弟です。
熱が、37度あれば「37度もある」というタイプです。

普段の生活では弟と同じくらいビビり屋のマツコですが
健康1本で生きてきたので、身体に関しては弟と正反対です。

咳が続いても、
「ちょっと痰が絡むだけ。風邪じゃない。」と風邪を否定し、

熱っぽくても
「測ったら負け。病は気から!」とものすごく熱くなるまで
体温計には近づかないタイプです。

さて、似ているようで健康に対する行動は、
正反対の私たち姉弟。
どちらが長生きするでしょう?

私は、たぶん弟だと思います。

「私は元気が取り柄だから、今まで入院なんてしたことない。」
が自慢の人に限って救急車で緊急入院、緊急オペ。

しかも、病気が進行しているケースが多く、
手術に時間がかかったり
術後も何かとトラブルがある。

心配性の方は、小さな変化や体の不調でもこまめに受診され、
薬もきちんと内服し、病気も初期で発見されることが多く
手術が必要でも事前準備もバッチリの予定手術。

なんてことは、きちんと統計を出しているわけではないですが
病院で働いているとよく見る光景です。

“小さな変化にも敏感に気づき、きちんと受診する”

これって、本当に大切。

だから、マツコ弟のような患者さんが受診されて
結局、どこにも異常がなかったとしても…

マツコは「あの素敵なおまわりさん達」のように、

「何でもなくてよかった!
 でも何かあったら、またすぐ受診してくださいね。」

と言うと思います。
事件も病気も同じ。

小さな訴えもきちんと拾って誠実に対応しなければ、
「見逃してはいけない大きな危機」を見逃してしまいます。

心配性な患者さんに対して、
素っ気ない対応や言葉をかけてしまうと、
患者さんが病院に行こうとする行動に
ブレーキをかけてしまうかもしれません。

今回、何でもなくても、
次は何かあるかもしれません。

普段から忙しい医療業界ですが…
大事につながる小さなサインを、
うっかり見過ごしてしまわないようにしたいですね。

マツコのお恥ずかしい勘違い事件から、
はじまった今回のブログですが、いかがでしたでしょうか?

このような感じでこれからも
マツコの珍ナース人生を綴っていきたいと思いますので
ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い致します。

目指せ!100回!!

マツコ