Vol.0055 女ひとりインド旅7~コンビ結成!~[2014/11/14更新]

皆様ごきげんよう。
マツコです。

暖かかったり、寒かったり
寒暖の差が激しい日々が続いておりますが、
体調など崩されていませんか?

先週のブログでは、感染症について書きましたが…

「ただの発熱」と侮るなかれ、
相手がどんな人でも、
診察に来られた方については、
渡航歴の有無を確認しましょう!
(たとえそれが、80歳のおじいちゃんでも)

さて、今回は隔週でお送りしている、
マツコ看護学生時代のインド旅のお話です。

ガンジス川で、ココロをすっきり洗い流した私は、
次の旅先へまたまた夜行列車で向かいました。
次に向かう地は、これもまたインドでは有名!

タージ・マハルです!!

タージ・マハルは、
アグラという街にあります。

途中、2時間ほど列車の故障で立ち往生してしまいましたが、
無事にアグラに到着。

アグラでは、一泊する予定で、
すでに日本からホテルを予約していました。

列車を降り、
駅からホテルの移動をどうしようかと考えていた時、
1人のアジア人の青年と目が合いました。

「こんにちは」と言ってみると、
「こんにちは」と返ってきました。

ビンゴ!日本人!!

いくら自分で望んでひとり旅をしているとはいえ、
やはりひとりぼっちは寂しいので、
ついアジア人を見かけると
声を掛けてしまいます。

もちろん、「こんにちは」と言っても、
「?」の時もありました。
(おそらく、韓国や中国の方)

たった一日ですが、
ガンジス川からアグラまで
ひとりぼっちだったので、つい嬉しくなり
九州の医大生だという彼と一緒に
お昼ごはんを食べることにしました。

そこで、彼から聞いた話は、
今まで、本やネットで「情報」でしかなかった
リアルな体験でした。

実は、彼、アグラに訪れたのは
「この旅で二回目」でした。

1回目は乗ったオートリキシャ(三輪タクシー)で
拉致され、そのまま監禁されてしまったとのこと。

閉じ込められてから丸1日経過したところで、
隙をみて逃げだし(追いかけられたらしい…)
しかたなく、別の土地を旅していたそうですが、

どーしても、
タージ・マハルが見たくて、戻って来たところでした。

お昼ごはんを食べ終わり、
積極的に客引きをしてくる運転手を無視して歩き、

やる気なさそうに木陰で休んでいる
ガリガリのおじいさんを見つけ、
リキシャと呼ばれる乗り物、
でホテルまで移動することにしました。
(人が乗れるようにした人力車を、
自転車で引っ張るイメージです)

これなら、
たとえ運転手のおじいさんが良からぬことをしても、
(マツコでも)走って逃げられそうです。

マツコの予約しているホテルに到着すると、
何故か……「医学生の彼」もついてきます。

予約した部屋は、かなり広くかなり豪華でした。

「ソファでもいいから、泊まらせてほしい」

と頼まれたのですが、
いくら日本人でも「男子」ですし、
さっき会ったばかりの人を信じることもできず、
本当に冷たいですが、お断りをしました。

今思えば、
「拉致&監禁」という怖い思いをした人を
怖い思い出のある街に
ポイッと放り出してしまって…
なんて非道な人間だったんだと思います。

そんな非道なマツコなのに、
何故か翌日のタージ・マハル観光を一緒にする約束をして
その日は別れました。

ホテルに着いたのは午後。
少し時間が空いたので、
1人で出かけることにしました。

そのホテルはインドの中では、豪華な方で、
スタッフも身なりをきちんとしていたのですが、
一応、貴重品以外の荷物は、リュックに詰め、
動きそうにない柱に鎖でがんじがらめにしました。

30分ほど散歩をして戻ってくると

部屋がきれい…。

たった30分のうちに、
誰かがマツコの部屋に入ったようです。

掃除を頼んだ記憶もないし、
掃除をお願いする札も、ドアの内側にかかったままでした。

荷物は、(鎖のおかげで)無事でした。

もう、なんだか急に怖くなってしまい、
彼を追い出してしまったことを、ちょっぴり後悔。

まあ、だけどその時の自己防衛上、
彼と一緒に泊まることは、やはりアウトだったと思います。
(当時は、丸刈り。大丈夫だっだとは思いますが…)
※丸刈りエピソードはVol.0053をみてくださいね※

もう、それから翌朝まで

誰も信じるな、
自分の身は自分で守れ

の精神でかなり気を張って過ごしました。

タージ・マハルの門の前で
彼と待ち合わせをして
一緒に観光をしました。

医学生だけあって、マツコより英語もできるし
やはり、1人よりも楽しく観光することができました。

しかし、ここでまたしてもマツコは
失態を犯してしまいました。

とにかくこの旅で
マツコが一番多く使ったワードが

「ノーセンキュー」です。

タージ・マハル周辺のお土産物屋でも、色んな人が
「ジャパニーズ?トーキョー?オーサカ?」等と声を掛けてきました。

一緒にいた彼は、
ついつい足を止めそうになるので、
その間に割って入り、全て「ノーセンキュー!」と
答えて歩いていました。

お土産物屋を抜け、
目の前に真っ白なタージ・マハルが現れました。

真っ青な空に真っ白な建物は、
本当に美しく、光って見えました。

どんどんタージマハルに近づいて行く途中で
またまた、しつこく声を掛けられました。

しかし、マツコも負けじと

「ノーッ!センキューッッ!!」

と言い続けました。

するとそんな、
ノーセンキューに憑りつかれたマツコの後ろを
黙って歩いていた彼が、異変に気づきました。

「マツコちゃん、ここっ!
靴に布を被せて歩かなきゃいけないみたいだよ!」

そう、そこはタージ・マハルの大理石の上。

裸足で歩くか、

靴で歩く場合は、
布でできたカバーを被せなければいけない場所でした。

マナーを教えてくれていた方々を、
ノーセンキュー(´・д・`)!!
と、撃退していたのです…。

これには、インド人も苦笑い。

なんてワガママな外国人なんだ!
(*´Д`)=3ハァ・・・

という感じで、
こちらを見ていました。

何度も「ソーリー」と言いながら、
布を靴に被せたのを、今でも覚えています。

ちょっぴり、流されやすい彼と、
我が強いマツコ。

いい感じのバランスで、
コンビ結成の瞬間でもありました。
(彼への警戒が解けたわけです)

なんでも、バランスって大切ですよね。

以前、院内研修で、
人は4つのグループに分けることが出来る。
という研修を受けました。

いくつかの質問のあと、4つのグループに分かれると
もう、びっくりするくらい自分のグループは居心地が良く
話していると、思わずうなずくお話ばかり(笑)

だけど、その研修の内容曰く、
同じ人ばかり集まっても物事は上手く進まず、

それぞれ、
良い所・悪い所を理解して付き合っていくことが必要だ
というものでした。

確かに、仲良しの同期達は、
マツコとは対極のグループにいました。

でも、普段一緒に仕事をしたり、
後輩指導をしたりすることはもちろん
遊ぶ時も、良いバランスを取れていた気がします。

そう、やはりバランス。
色んなタイプが集まる方が良いのです。

マツコの地元の詩人の詩の中に

「みんなちがって、みんないい」

という言葉があります。
まさにそう。

お互いの違いを理解し、その理解の上で付き合っていくことが
大切なのだと思います。

今、職場の人間関係で
悩んでいらっしゃる人もいるかもしれません。

考え方が対極の人に
イライラしているひと
ビクビクしているひと

欠点ばかり見えてしまうかもしれませんが
対極だからこそ
あなたにない美点があるはずです。

すぐに理解、仲良くなる
ということはできないかもしれませんが、

もしかしたら、
あなたが困った時に
あなたが思いつかない方法で
助けてくれるかもしれませんね。

閑話休題。

そんな対極の相方とアグラ観光をした後、
目指すはマツコのインド旅のゴール!
デリー!!

いよいよ、インド旅は次回で最終回です。
お楽しみに~!

マツコ