Vol.0059 息抜き、しましょ♪ [2014/12/13更新]

先週末は、全国的に寒気が訪れ、
南は九州でも小雪が舞いました。

こちら関東では、雪は降りませんでしたが、
外に出るとほんのり冬の匂い(雪の匂い)がしました。

ああ、昔はこの匂いを感知したら

「雪山が見たい!」

ってなっていたなあ…。

そう、運動はさほど得意ではないマツコですが、
唯一趣味といえるスポーツが、スノーボードです。

そんなマツコの初スノーボードは、
看護学生のときでした。

「雪山と言えば、白馬でしょ!」

ということになり、
友達とバスツアーに参加。
どこを見ても真っ白!雪山!!

月曜日から金曜日、
朝から晩までギュウギュウ詰めだった
授業やテストから脱して見る真っ白な雪山は、
もう全部をチャラにしてくれる気持ち良さ!

しかも、(当時まだ記憶に新しかった)
長野オリンピックで名をはせた、白馬!

ピチピチだったマツコ達のテンションは、
上がりまくりでした。

が、それもつかの間…。

いざ、練習となると
一本の板に両足をくっつけられ、
どうにもこうにもいきません。

レンタルしたテロテロのウエアは、
こければこけるほど、
嫌になって座り込めば座り込むほど
じわじわと水分を吸収していき、
ベチャベチャです。

半日で嫌になって、
同じ初心者の友達と
あったか~い休憩所で、雪山を眺めていました。

しかも、貧乏学生のバス旅行だったからなのか…
泊まった民宿のシャワーは、
水滴ほどしかお湯が出ず、
寒くて凍えあがった記憶があります。

それでもやっぱり「白馬」だし!
白馬で、ボードしたなんてすごい!

と田舎者マツコは、
十分満足していました。

ところが翌日…

「ああ?白馬?」

白馬にしては、やけに人が少ない。
それを不思議に思った友達が、
職員らしきおじいちゃんに聞いたら…

「白馬はも~っと先。 あの山の向こうじゃ!!」

…ですよねえ。

だって、お客さん、
マツコ達を含めてパラパラしかいないもの。
リフトも一基だけ。

白馬なわけない!

まあ、人が少ない分…

初心者マツコが
どれだけ迷惑なこけ方をしようが、
危ない滑り方になろうが、

他の方に迷惑をかけることも、
事故を起こすこともなく、
過ごすことができたのは良かったと思います。

ちなみにマツコは、
全くといっていいほど、上達しませんでした。

楽しさどころか、
こけた痛みと、筋肉痛とウエアに染み込む冷たさの
記憶ばかりが残る結果に…。

しかし、ナゼかわかりませんが、
マツコは懲りずに、
その後も冬になるとイソイソと、
雪山に通うようになりました。

車を出してくれる友人がいればラッキーですが、
そうではない時は、基本バス。

夜の10時頃に駅のバスターミナルに集合し、車内泊。
朝方6時頃にバスを降ろされ、
一日滑ってまたバスで帰り、
まだ始発も出ていない駅に
ポイっと降ろされる。

板や靴、水分をたっぷり含んだ
ウエアを詰め込んだ重たい荷物を背負い、
静まり返った街をトボトボ歩き自宅に帰る。

…そして、いったん仮眠をして夜勤!

今では絶対できない時間と、
体の使い方をしていました。

そんな苦労?
をしながら練習を重ねたものの、
運動音痴のマツコは一向に上達せず…
フツーに滑ることができるまで、
5~6年はかかった気がします。

それでも毎年、
冬が来れば雪山見たさに、
出かけていました。

もしかしたら
以前のブログ、
「なぜナースは海外へ?小鳥が夢みる世界。」
で、書いたような心境だったのかもしれません。

病棟勤務ナースだったマツコの日常は、
家と病院の往復。
ただ、それだけ。

休みもなんだかんだで、
病院の勉強会や会議で縛られ、息が詰まる毎日。

飛び出したくて、広い世界に憧れる日々。

しかも、世の中の人のように、
年末年始に冬休みがとれるわけではありません。

夏はまだ、夏休みがありますが…
そうはいかない冬の息抜きに、雪山は最高でした。

お天気が良い時なんて、
真っ白と真っ青だけの世界です。

緊急入院だ~!
手術だ~!
インシデントだ~!
急変だ~!

と、いつもピリピリ緊張した中で
バタバタ走り回っている自分が
別世界の人間に思える貴重な時間。

あの真っ白な世界は、
カチカチにこりまくった身体や頭、
ココロを溶かしてくれる異世界だったんだと思います。

マツコの場合、
たまたまスノーボードでしたが…

他にも同じような理由で、
スキューバダイビングやサーフィン、
中にはバイクや車でのドライブが好きな看護師さんもいました。

さてさて、
最近のナースさんの息抜き方法って、
どんなんでしょう?

なんとなくのマツコの感覚ですが、
マツコより下の後輩たちは、ちょっぴり大人しい気がします。

長期休みは家で過ごし、旅行にも行かない。
ボーナスでブランド物を買ったりしない。
スキューバやスノボなど、お金と体力を使うことはしない。

…ってなんだか急に自分が、
バブル世代のお姉さま発言を
しているような気がしてきました(笑)

じゃあ、一体今の人達は
どうやってストレス発散をしているのかな……??

正直言って、仕事量は、昔よりも今の方が
増えていると思います。

昔に比べ、
多職種への分業化や、電子カルテの導入で
「看護師でなくてもできる仕事」の量は、
減ってきているはず。

しかしその分、
「看護師に求められる質」が向上し、
チェックすることや振り返ること、
探求することが、増えていると思います。

昔は、なあなあだったことが、
今は厳しくチェックされていることも多々あります。

息苦しさでいえば、
きっと、今の方が息苦しいはず…。

だからこそ!

若者よ。
どこかで少し「異世界」へトリップして、
日々のストレスをリセットしてくださいね。
(なんだかこの言い回し、ルー○柴みたい?えっ?古い?)

もちろん、かつてのマツコ達のような
息抜きの仕方が正解とは言いませんが…

例えば、
たまには散財して
「温泉、食べ放題ツアー」
なんてどうですかね。

……って、これまた発想が古い!?
(だって、マツコが好きな息抜き方法ですもの・笑)

ちなみに、
ここ3年以上、マツコのスノボ板やウエアは
押入れの中で眠っております。
(一緒に雪山へ行ってくれるお友達がいない…)

手入れもいていないし、
開けるのが怖いですが…
今年は一念発起して覗いて見ようかと思います。
マツコの青春!

みなさまも、
大掃除ついでに過去の青春のカケラを
覗いてみてはいかがですか?

ある意味それだけでも、
青春という「異世界」へのトリップ。
ちょっとした息抜きになるかもしれませんよ♪

マツコ