Vol.0075 患者さんも見て・聞いて・感じてる![2015/04/16更新]

4月も半ばになりました。
冬のような寒さも峠を越え、
これからはどんどん暖かくなるようです。

電車通勤をしているマツコですが
この4月上旬は、
とにかく電車の遅延が多かった印象です。

特に、4月1日!

一体、どれだけの新入社員がいるんだ!?
と思うくらい、混雑をしていました。

そんな混乱も少しずつ解消され、
(恐らく本社研修で)上京していた
新入社員さんの姿も見なくなりました。
(スーツケースの集団が印象的ですよね)

新人研修は、その雇用先で様々です。
病院では、多くが約1ヶ月は
中央研修(全体研修)で、
病院のしくみやマナー、
感染、安全対策、記録、褥瘡などの概論、
基礎看護技術の実技などを学びます。

ちなみにスーパーナースにも
4人の新人さんが入社されました。

…若い!

もう、その一言です。
でも、みんな一生懸命。

マツコも、
「医療知識」という分野の研修を
行わせていただきました。

・看護師になるまでの道
・病院と診療所(クリニック)の違い
・内科と外科の違い
・各科の特徴
・介護分野での看護師のお仕事
・日勤と夜勤
・基礎看護技術の説明等々

そして…
いつかのブログでも書きましたが

“看護師さんがいかに大変か!”

もう、ここが一番大事。
頑張って頑張って
走り続けてきた看護師さんが
転職を考えた時に…

・夜勤はしたくない
・患者さんが亡くなるのを見たくない
・責任ある仕事(役職)を避けたい

等々と思うのは、わがままなんかじゃない…。
頑張り続けて、辛さに耐えてきたからこそ言える事なんだ!


…気づけば自分が涙ぐみながら訴えています(笑)

まずは、看護師というお仕事を
少しでも理解してほしいなあと思います。

さてさて、スーパーナースの新人さんは、
1ヶ月半近く全体研修を経て
各部署での研修に入る予定ですが…

世の中には既に
現場に出て働いている新人さんも多くいらっしゃいます。

最近、健診で虫歯が見つかったマツコは
何年かぶりに歯医者に通っています。

そんな歯医者さんで
先日、すぐに新人さんだとわかる歯科衛生士さんが
ついてくれました。

もう、フレッシュさ満点!

声掛けも、所作も少したどたどしくて、
新人さん大好きマツコは
ついニヤけてしまいます。

しかし、処置をしてくれた先生との相性が悪かった!

そこの歯医者さん、
結構大きくて先生が何人かいらっしゃいます。

私は、その先生は二回目でしたが
その前からフロア内から聞こえ漏れてくる
先生の言葉に時々引っかかるものを感じていました。

(勝手な)マツコの印象ですが、
良く言えば、几帳面で完璧主義者
悪く言うと、神経質で“待つ”ことができないタイプ。

少しでも、介助が遅れたり
望んだ器具がないと
イライラしちゃうようです。

遠~く離れた診察台からでも、
そのイライラの察しがつくほど(笑)

“こういう先生いるいる!
歯科衛生士さん、お気持ちお察しします!!”

とマツコは別の先生に口を開け、
治療をしてもらいながら思っていました。

しかし、その先生は先生で、
患者さんに負担を掛けず
スムーズに治療を行いたい!
という、思いがあるのだとは思います。

その証拠に、以前に担当してくれた際は
声掛けも細やかで、
説明もわかりやすく丁寧でした。

でもね、患者さんも
「見て・聞いて・感じて」
いるんですよね…。

どれだけ自分(患者)に優しくても
ど~してもスタッフに対する言動が
気になってしまう。

そんな先生と、新人さんの組合せ。

治療をはじめる前から
なんとな~く予想はついていましたが、
案の定!

まず、先生の望む器具がない!
処置台の引き出しの中を、ドンガラガッシャン!
かき混ぜるように必死で探す新人さん。

先生はイライラ…

「どのカートにも同じものを抜けがないように
 セットしておいてよ!」

いやはや、仰る通り。

だけど、おそらくデビューしたてです。

これが2~3ヶ月経過していたなら
もちろん注意するべきですが…
今の彼女を患者さんの前で責めることは
ないんじゃないかなぁ、と思いました。

なぜか、
患者のマツコがドキドキハラハラ。

そんなこんなでも
なんとか治療は進んでいたのですが…

突如、先生が今後のスケジュールが気になったらしく
カレンダーを新人さんに頼みました。

しかし、突然言われたので
(ほんのちょっとですが)
新人さんは手間取ってしまいました。

すると…

「カレンダーって知ってる?」

と大きな声で先生。
ちょっと吹き出しそうになってしまいました。

カレンダーくらい、
誰でも知ってますよ(笑)

もう!本当に言いたがりさんなんだから!

きっとこれ、
新人さんは、はじめは辛いかもしれませんが
しばらくすれば、上手に対応することが
出来るんじゃないかなぁと思います。

ただ、
“叱られること”には慣れて欲しくないなぁ
と思います。

同じ叱られる(=指導)でも、
処置台の物品補充を完璧にすることと、
突然依頼されたカレンダーを素早く出すことでは
全く意味が違います。

カレンダーでの一言は受け流して良い(と思います…)ですが、
物品補充については、きちんと受け止めて欲しいトコロ。

言いたがりさんの下についたり
注意を受けやすい方に多いのが

言われ過ぎて、
「しっかりキャッチすべきものまで、受け流してしまう傾向」
です。

どうか、すでに
現場で闘っていらっしゃる方も
これからの方も、

「受け止めるべき指導を逃さずキャッチ」して
自分のものにしていってほしいぁと思います。

また、指導する側の方も
もう一度自分を見直し、言動に気をつけたいですね。

患者さんも
見て・聞いて・感じています…

と久しぶりに患者さんの立場になって思いました。

ちなみに、
治療中ものすご~く痛かったのに…
このドキドキハラハラ空気に飲みこまれ、
「痛い」サインの左手を挙げることができなかった
小心者のマツコでした…

マツコ