Vol.0090 自分の職業を隠す?隠さない?[2016/03/25更新]

「さあ、白状しな。
 お母さん…あなたの前世はなんだ?」

そう言う彼の右手には、
鋭く光る細い針。

私は、必死で逃れようとする
赤ん坊を押さえつけながら

「…とても言えません。黙秘します」

すると彼は、
一瞬ちらっとこちらを見て、
ニヤッとしながら言いました。

「もう、素性はわかっているんだ。
 どんなに隠しても、こういう時に出るんだよ」

そして、キラリと光るその先端を、
幼い腕にブスッと差し込む。

”どうして? なんで、バレたの??”

「さあ、どこで働いていたんだ?」

「今は、育休中?」

たたみかける彼。

もう、すべてバレている。

でも、言えない。
とても、言えない。

だって、専門分野じゃないし、
普通の人と比較しても、
知識が不足している部分があるもの。

「ですから……言えません」

そう伝えるのが、精一杯でした。

これ、今朝の息子を診てもらった、
かかりつけ小児科での一コマです(笑)

とうとう、バレてしまいました。

ずっと看護師であることを、
ひた隠しにしていたのに…!!

突然ですが、皆さんに質問です。

病院や医療機関で受診(または付き添い)する時、
自分が看護師であることを、隠しますか?

それとも…隠しませんか?

マツコは、隠す派です。

特に、妊娠・出産・育児においては、
完璧に隠してました。
(今日までは…)

だって、
産婦人科・小児科なんて
(最低限の)基本知識すら危ういレベルですもの。

たまごクラブや、ひよこクラブを見て

”ほ~、こういう病気に気を付けないといけないのね~”

なんて思いながら、
完璧に新米ママで日々、右往左往してます。

実際、医療関係者でないママに、
病気を含む育児やあれこれを、
教えてもらうことも多いです。

ちょっと子供の様子がおかしければ、
(あまり惑わされてはいけないと思いつつも)
インターネットで調べてしまいます。

そして病院では…
素人レベルの質問もしてしまいます。

もちろん、詳しく知っている分野もありますが、
この小児科では隠しておきたかった!!

ナゼなら、この小児科先生は…

頻回にある予防接種の際、
いつも必ず、親に質問をするんです。

「4種混合の中身は、なんだ?」

「この予防接種は、次はいつ受けなきゃいけないんだ?」

などなど…。

…いや、まあ、親としては、
 知っておかなければいけない最低限の知識なんですけど…。

多い時には、5種類くらいを打つ時があって、
一応は勉強して挑むのですが、

間違えたり、
答えに戸惑ったりすることもしばしば…。

そして、

「お母さんが、こんなんじゃダメだ。」

と怒られる始末…。

いまは「患者様はお客様!」
のようなドクターもいますが…

この小児科は、
昔ながらの「先生」。

ちょっぴりMっ気のある、
母としては頼りないマツコには
ちょうどいい、ちょっぴり厳しいおじいちゃん先生です(笑)

まあ、こんな調子なので、
とても「私は看護師なんです」とは、
言いたくなかったんです。

ですが、今朝。

フレンチトーストを食べた息子が
目を掻き出した?と思ったら…
一気に発疹が出てしまい、病院に駆け込みました。
(症状は、1時間ほどで治まりました)

ブログ冒頭の会話は、
アレルギー検査の採血をするときの会話です。

どこで、バレたのかはわかりません。

が、おそらく、
泣き叫びながら針を刺される赤ん坊を…

・異様に落ち着いて、押さえつけ
・冷静に声掛けしている

そんな様子から、分かってしまったのかもしれません。

結局は、なかなか血管が出ず、

何度も針を刺し直す中で、
事情聴取され続けてしまい…

根負けして、
自分が看護師であることを、白状してしまいました。

とはいえ、今は、
看護師専門の人材会社で働いているので…

そう。
最後はちゃっかり、

「看護師さんの求人があるときは、よろしくおねがいします!」

と、営業してきました(笑)

ああ、だけど、来月の予防接種怖いなぁ。
ちゃんと怒られないよう、勉強しよう…。

全国的に桜の開花宣言が出され、
いよいよ春本番!!

どこに出会いがあるかわからない、別れと出会いの季節。

素敵な出会いが、皆様のところにも訪れますように♪

マツコ