Vol.0106 外来患者 ~患者として見えたこと~[2018/01/30更新]

みなさま、とてもとてもお久しぶりでございます。
ずいぶんとブログをお休みしておりました、マツコです。

前回のブログで、
乳がん疑いの通知が来たところで終わったまま
数ヶ月も過ぎてしまいましたが…結果は陰性。

マツコは元気です!!
ただ、バタバタと日々が過ぎておりました。

さて、そんなブログの続きです。

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part2 外来患者
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思い返せば、

左胸の腫瘍疑いの通知が来て
大学病院での精密検査までの長い(!)
と思った3週間も、あっという間でした。

最初のショックも、
日常を積み重ねていくうちに薄らいでいき、

受診日を忘れてしまうんじゃないか
と思うくらい、不安や心配もなく過ごしていました。

いや、不安や心配から、
無意識に逃げてたんだと思います。

きっと大したことない。
私が癌になるなんて、そんなわけない。

それよりも、太り過ぎ!

とりあえず、朝の主食を減らし
野菜を多めにしてみよう。

妊婦さんに間違えられるくらい、
だらけてたお腹も
できるだけ引っ込ませて過ごすようにしました。

体重は…

測ってないけど(笑)

気持ちね!気持ちだけ少しダイエット。
初めから頑張ると続きませんから。

そんなこんなも、
マツコが好きなフィンクで言えば、

衝撃からの逃避の段階。

そして、認証。

受診日が翌週に迫ったころ、

「癌、かもな。」

と思いはじめ、
そうだったらどうするのか。

仕事は?

子どものことは?

かなり冷静に考えた、つもりです。

目の前の仕事。

18名の受講枠に100名以上の応募をいただいた、
採血セミナーの講師。

看護師さん達は、楽しみにしてくれてる。
それをキャンセルするのか。

平日は、
保育園の送迎から食事、お風呂、寝かしつけまで
いわゆる今流行りのワンオペ育児。

どうするのか。

義実家は近いけど、
前にブログに書いたように
おかあさんは亡くなっていて、
おとうさんと、
年を重ね足腰も弱ってきた三郎次じいちゃんのふたり。

頼るより、頼られないといけない立場の私。

ここで病になる…
やっぱり考えられない。

考えても考えても
わからない。

結局、ものすごくモヤモヤしたまま
大学病院に行きました。

患者として、
大学病院に外からかかるのは、初めてです。

通りすがりに
色んな職員の方が挨拶をしてくれます。

受付の時も、
診療科に行った時も
事務の方も
看護師さんも

みんな自分が働いていた時と同じように
慣れた言動で、
丁寧に説明や確認をしてくれます。

見慣れた景色が
そこにありました。

でも、今は患者側。

ここに来るまで、
そしてまさに今も
沢山の不安と、色んな感情が混ざり合っています。

そんな私のような人、
今日から予定入院の人、
突然緊急入院になった人、
すでに闘病中の人、
退院する人、
検査で良い結果の人、悪い結果の人、

いろんな、いろんな人が、この病院の中にいる。

今まで、自分はそこまで考えて過ごしてなかった。

外来や病棟で通りすがる方に
挨拶はしていたけど…

あくまで「患者さん」「来院された方」。

そのお一人お一人が、
みんなそれぞれ色んな状況で、
色んな気持ちを抱えて、病院に来ていることについて、

きちんと考えたことが、
一度もなかったことに気づきました。

大学病院の検査や診察までの
長い待ち時間は、

元気一筋できたマツコにとって、
看護師としての自分を
一歩立ち止まって客観的に見つめる時間になりました。

患者の立場になって考える、って
簡単に言うけど、難しいですね。

本当に、なってみないとわからない。

その時々で、
心が小さく揺れ動くこと、

医療従事者のちょっとした言動に、
過剰に敏感になること…

次回は、そんな実際の検査室でのことなどについてのお話です。

大寒波到来で寒~い日々ですが…

どうぞみなさま、
お風呂にはちゃんと浸かって

あったかぬくぬくでお布団に入って
ゆっくり身体を休めて、
元気に乗り越えましょうね!

マツコ