手術室で働く看護師は、病棟とはまた違った世界に生きています。
器械出しや外回り、チームでの連携はもちろん、一瞬の判断や先読みの力が求められる日々。
患者さんとは短い時間しか関わらないのに、その瞬間のために全力を注ぐ。
そんな独特な現場には、共感必至の「あるある」があふれています。
今回は、オペ室看護師ならではのリアルで、ちょっと笑える15のあるあるエピソードをご紹介します。
もっとたくさんの看護師あるあるを読みたい方は、『コチラ』から。
オペ室看護師のあるあるを集めました
毎日が緊張感の連続でありながら、意外にも思わず笑ってしまう瞬間もあるオペ室。
器械の扱いから患者さんとの距離感、オンコールの生活リズムまで、その一つひとつが、働く人だからこそわかる小さな「あるある」の宝庫です。
これからオペ室を目指す方も、すでに経験中の方も、共感ポイントを見つけてクスッとしてください。
1. 直介渡し
オペ中の素早い直介渡しが染みつき、普段の生活でもつい同じ動きで物を渡してしまう。
友人に「何その投げ方!」と笑われるけど、自分ではもう普通の渡し方を忘れかけている。
2. アイメイクだけは本気
マスクとキャップで隠れる顔。
唯一見えるのは目元だけだから、アイシャドウやアイラインには毎日全力。
休日でもアイメイクを落とすと気が抜けた顔になると言われる。
3. 家の中も清潔ゾーン化
手術室の清潔・不潔意識が日常にも浸透。
リビングと玄関の間に“境界線”を作ってしまい、家族から「病院じゃないんだから!」と笑われることも。
4. 菌が見える気がする
長くオペ室にいると、触れたものに菌がつくイメージが勝手に湧くんです。
外出先のエスカレーターの手すりはもちろん、スーパーのカゴですら避けたくなる。
見えないはずの菌やウイルスが見える気がして、すっかり職業病です。
5. マスク顔が怖い
マスクから目元だけ出ているため、初対面の患者さんから「怖そう…」と言われることがあります。
でも実は、マスクの下で必死に笑顔を作ってたりするんです……。
怖いって言われたくない~(涙)
6.嬉しいこと
オペ室では、患者さんと関わる時間が他の診療科よりも短いから、顔を覚えてもらう機会が本当に少ない。
それだけに「この間の手術でお世話になりました」と声をかけられると、本当に胸が熱くなる。
7. 病棟看護師と話がズレる
日常の業務が違いすぎて、他の病棟の話題に混ざれないことがあります。
でも、手術や器械の相談になると、急に会話が弾んで、突然のキャラ変にびっくりされました。
8.希望外の配属
新卒でオペ室に配属されたとき、落ち込んでしまいました。
病棟での患者さんとのコミュニケーション・関わり方に憧れていたから。
でも今では、この緊張感と達成感が、自分の性格に合っていると実感してます。
9.頭上注意
オペの流れや患者さんや器械に集中していると、無影灯や天吊りモニターに頭を「ゴンッ」。
周囲の視線の方が気になる瞬間。
10.そんなシーンはない
ドラマのような「メス!」の掛け声は実際ほぼなし。
現場は静かに淡々と進むけど、その中にある緊張感はリアルの方がずっと強い。
11.手洗いの儀式
手洗いが儀式みたくなってしまって……。
オペ前の手洗いが、動作や順番まで体に染みついているんです。
家でも無意識に肘まで洗ってしまい、家族に「そこまでやらなくても」と言われてしまいます。
12.お行儀が…
オペ室でのペダル操作に慣れすぎて、日常でも足で物をスッと動かしてしまう。
家族に「また足!」と突っ込まれる。
13.ゴミの投げ入れ
清潔不潔に厳しいオペ室。
手洗いの後、不潔なゴミ箱にはゴミを投げ入れるのが習慣化。
家でもゴミを投げ入れて怒られる、までが日常の一コマ。
14. 着信音に即反応
オンコール対応が続くと、スマホの音や振動に即座に反応してしまいます。
プライベートでも着信音が鳴ると条件反射で心拍数が上がり、「なんだかなぁ」って。
15.先読み力の覚醒
手術の流れを止めないために鍛えられたのが“先読み力”。
日常生活でも「これ次に必要でしょ?」と先回りして行動し、逆に驚かれることもしばしば。
まとめ
オペ室看護師の仕事は、正確さとスピード、そして仲間との信頼が大切です。
日々の「あるある」には、その裏側にある努力や工夫がたくさん詰まっています。
もし、あなたがオペ室で働いているのなら、きっと「これ、私も!」と共感できるはず。
まだ経験のない方も、少しでも現場の雰囲気や魅力を感じてもらえたら嬉しいです。
皆さんの職場にも「あるある」エピソードはありますか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
そんな「看護師あるある」体験談を48個集め、ご紹介しています。どうぞ、ご参照ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






