透析看護師として働いていると、一般病棟ではなかなか経験できないたくさんの“あるある”があります。
患者さんと週3回、何年も顔を合わせることで生まれる独特の関係性や、シャント音にまつわるエピソードなど、笑えるものからじんわり心温まるものまで盛りだくさん。
今回は、そんな透析看護師ならではのあるある体験談を10個ピックアップしました。
看護師あるある体験談を48個集めた読みものは『コチラ』から。
透析看護師あるあるを一挙公開!
透析室での勤務は、穏やか時間の流れとともに新たな発見や、クスっとなるエピソードが絶えません。
定時退勤の喜びや患者さんとの距離感、そして日常に溶け込むシャント音……。
透析ナースを経験した人にしかわからない瞬間が、そこにあります。
透析看護師たちのリアルな“あるある”体験談をのぞいてみませんか?
1.時間通りに帰れる日が多い
透析はスケジュールが決まっているため、ほとんどの日が定時退勤。
もちろん突発的な対応もあるけれど、計画的に仕事が進むので生活リズムも整いやすいです。
夜勤のない生活にも慣れたし、もう戻れないかも。
2.クセのある人の対応が得意になる
透析室には、長年通う患者さんや個性的な人も多い。
最初は戸惑ったけど、会話の切り返しや距離感の取り方が上手くなる。
気づけば、「○○さんの対応、お願い!」と頼られるナースになっていた。
3.シャント音が耳に残る
しょっちゅうシャント音を聴いているせいか、帰宅しても耳の奥で「ザーザー……」と響く気がする。
ときには夢の中にまで登場するからこれが職業病かも。
透析看護師ならではの“幻聴”あるある。
4.患者さんの人となりを熟知
毎週会うから、趣味や家族構成、好きな食べ物まで自然と覚えてしまう。
「先週釣った魚、美味しかった?」なんて会話も当たり前。
こういう積み重ねが信頼関係を深めていく。
5.親戚のような関係性に
何年も通ってる患者さんとは、もはや親戚のような距離感。
入院や旅行で来られないと、少し寂しく感じる。
お互いの誕生日を覚えてお祝いすることもある。
6.穿刺の指名が入る
「○○さんに刺してほしい」と患者さんから指名されると嬉しい反面、緊張もする。
ベテランの手技を見習って、少しずつ信頼を積み重ねてきた証拠だと思う瞬間。
7.“告白タイム”が発生
「スイカ食べすぎちゃって」「昨日ジュース飲んじゃった……」
来院時に体重が増えていると、患者さんからの小さな告白が始まる。
笑いながらも、生活指導のきっかけになるので大事。
8.おっとりした人が多い
透析室は、せかせかした雰囲気が少なめで、落ち着いた性格のスタッフが多い気がする。
忙しい中でも笑顔が絶えない職場で、自然と自分の口調も柔らかくなった。
9.針の太さに驚く
透析針の太さに本気でびっくりした!
最初の穿刺では手が震えてしまい、先輩にフォローしてもらった(汗)。
あのときのことは、今でも忘れられない。
10.朝の大行列
透析開始前は、テーマパークのアトラクション待ちのような大行列になる。
「早く帰りたいから、我先に!」となってる患者さんも多い。
受付からベッドまでの誘導もチームワーク勝負で、1日の始まりが一気に加速する時間帯。
まとめ
透析看護師の仕事は、決して楽ではありませんが、その中には患者さんとの深い信頼関係や日々の小さな喜びが詰まっています。
これからも、透析室ならではの温かい時間を大切にしていきましょう。
「わかる!」と共感した瞬間はありましたか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
そんな「看護師あるある」体験談を48個集め、ご紹介しています。どうぞ、ご参照ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






