施設で働く看護師の仕事は、病棟や外来とはまた違った魅力と独特の雰囲気があるものです。
介護士さんやケアマネージャーさんとの連携や季節のイベント、利用者さんとの距離感。
そんな施設看護師ならではの「あるある」を10選集めました。
現場ならではの空気感や人間関係、利用者さんとのやりとりなど、リアルなエピソードを交えてお届けします。
共感できる方も、これから施設勤務を考えている方も、ぜひクスッとしながらご参照ください。
看護師あるある体験談を48個集めた読みものは『コチラ』から。
施設看護師あるあるをご紹介
施設で働く看護師が日々感じる「あるある」体験談を集めました。
利用者さん一人ひとりの暮らしに寄り添い、日常の延長にある医療を提供するからこそ、日々の中に温かさや笑い、そして胸に残る瞬間があふれています。
これを読めば、施設看護師の世界が少し身近に感じられるはずです。
1. 優しい雰囲気の看護師が多い
病棟のようなバタバタした慌ただしさは少なく、穏やかな空気が流れる施設。
看護師も自然とおっとりした人が多くなるのかも?利用者さんに寄り添う姿が印象的。
ふんわりとした口調で会話をしていると、自分まで優しい気持ちになってくる。
2.介護スタッフとの関係性がカギ
介護士さんがメインで動く時間は、看護師は静かに観察モード。
場の流れを乱さないよう、スッと動き、必要な時だけサッと声をかけるようにしています。
この“空気のように存在する力”が、円滑な人間関係の秘訣かも。
3.コミュ力が高い
利用者さんだけでなく、介護士さんやご家族とも連携必須なので、自然と会話力がアップしました。
「今日もお元気ですね!」の一言から始まる日常会話で、距離が縮まっていく。
人見知りだったはずが、いつの間にか話し上手になってました。
4.イベントごとで盛り上がる
七夕、敬老の日、クリスマスなどなど、施設の飾り付けは想像以上に本気を出します。
利用者さんが喜ぶのはもちろん、実はスタッフが一番盛り上がっている説あり。
写真撮影やおやつ作りまで、仕事というより文化祭気分。
5.介護士さんに気を使う
一緒に働く時間が長いからこそ、人間関係はとっても大切。
介護士さんに頼る場面も多いので、つい言葉選びや態度に気を配る。
「お疲れさまです!」の一言や、コーヒーの差し入れで空気が和むことも。
6.ほぼ定時退勤できる
病棟勤務時代の残業が嘘のように、ほとんど定時退勤。
退勤時間になれば、「ああ、転職してよかった…」と毎日しみじみ。
帰り道の夕焼けが、やたらキレイに見える日々を噛みしめてる。
7.恋バナにほっこり
「あの人、若い頃はモテたのよ」なんて話を聞くと、想像がふくらむ。
古い写真を見せてもらうこともあり、意外な一面に驚かされる。
こういう時間が、施設勤務の醍醐味であり、魅力なのかも。
8.看護師の平均年齢が高め
病棟より落ち着いた勤務形態のためか、同僚の平均年齢はやや高め。
ベテラン看護師の落ち着いた対応は学びが多く、「私もあんなふうになりたい」と憧れる存在に。
9.看取りが多い
最期の時間を共に過ごすことも多く、その瞬間に立ち会う責任と重みを感じる。
ご家族や利用者さんの想いに寄り添いながら、静かに送り出す日々は、看護師としての心を深く揺さぶる。
これもまた施設あるある。
10.やっぱり施設勤務が好き
病院勤務に戻ろうかな……と、思うこともあるけど、現場の空気感、時間の流れ、利用者さんとの距離感、この環境はやめられない。
なんだかんだ言って、施設勤務が好き。
まとめ
施設看護師としての毎日は、時に穏やかで、時に感情を揺さぶられる瞬間の連続です。
病棟とは違うペースで過ごしながらも、利用者さんや介護士さんとの関わりの中で多くを学び、笑顔や感謝に支えられていると感じることも少なくありません。
「あるある」は、そんな日常の積み重ねから生まれる小さな物語。
これから施設勤務を考えている方にとっては、働くイメージを広げるヒントになるかもしれません。
皆さんの職場にも「あるある」エピソードはありますか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
そんな「看護師あるある」体験談を48個集め、ご紹介しています。どうぞ、ご参照ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






