救急看護師の現場は、一瞬たりとも気を抜けない緊張感とスピード感に満ちています。
患者さんが運ばれてくるその瞬間から、命を守るための時間との戦いが始まり、判断力とチームワークが試される日々。
そんな中にも、現場ならではの笑いや仲間との絆が息づいています。
救急だからこそ出会う出来事、予測不能なハプニング、そしてやりがい……。
救急看護師ならではの「あるある」を、等身大の体験談としてお届けします。
看護師あるある体験談を48個集めた読みものは『コチラ』から。
救急看護師あるあるを一挙公開!
救急救命で働く看護師が思わずうなずく「あるある」を10個ご紹介します。
スピード勝負の現場での裏話や、緊迫した空気の中にふと訪れる笑いの瞬間など、リアルなエピソード満載。救急の世界を少し覗いてみませんか?
1.勤務モード常時ON
プライベートでも救急車を見ると、つい「何が来るかな…」と身構えてしまう。
休日なのに無意識で勤務モードがオンになって、通報時刻や場所を予想している自分がいる。
完全オフは難しいと感じる今日この頃。
2.情報整理が得意
「頭が痛い、足も痛い、ここどこ?昨日から吐いてる」
患者さんから次々と飛び出す訴え。
焦る気持ちを抑えて整理するスキルが、自然と鍛えられていく。
情報整理はまさに救急対応力の核心かも。
3.家族対応力が磨かれる
家族対応が一番気を使う瞬間も多い。
患者さん本人より、付き添いの家族の方がパニック状態になっていることもしばしば。
落ち着いた声で一言かけるだけで、場が和らぐこともある。
4.ドクターとの阿吽の呼吸
医師との連携は、もはや阿吽の呼吸。
目が合っただけで「次はあの処置だな」とわかる。
声をかけなくても動ける関係性は、忙しい救急の現場での武器になってる。
5.患者の落差が激しい
「もっと早く呼んでほしかった…」と思う搬送もあれば、「これで救急車?」と感じる軽症もある。
この落差に振り回されつつも、全員を受け入れるのが救急看護師の宿命。
6.肝が据わる
何事にも動じなくなっていく自分に気づいた。
血や大きな外傷も、いつの間にか平常心で対応できるようになってる。
肝が据わるとはこういうことか……と実感している。
7.忍耐力が鍛えられる
軽症なのに怒っている患者さんへの対応は、忍耐力との勝負。
「なんで待たされるんだ!」という怒鳴り声にも、心の中で「優先順位があるんです…」とつぶやく。
8.「落ち着いてるね」のジンクス
「今日は落ち着いてるね」と同僚と話した直後、救急車の連続搬送が始まるジンクス。
口にすると忙しくなる不思議な魔法が、救急現場には存在する。
9.波形に強くなった
入職当初は苦手だった心電図モニターの波形。
今では一目で異常が分かるようになり、自信を持って報告できるようになった。
成長を感じる瞬間のひとつ。
10.ルートの交通整理が得意
輸液ルートの整理はまるで交通整理。
重要な薬剤が多く、ラインを美しく整えるのは必須スキル。
整ったルートは、自分の安心感にもつながる。
まとめ
救急看護師の仕事は、日々が挑戦の連続です。
瞬時の判断や対応力、仲間との連携が求められ、プレッシャーと達成感の両方を味わうことができます。
患者さんの命が助かった瞬間の安堵や、ご家族からの感謝の言葉は、何ものにも代えがたい宝物。
大変さの中にも誇りとやりがいが詰まっているのが救急看護師という仕事。
「あるある」を通して、その魅力や現場のリアルを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
皆さんの職場にも「あるある」エピソードはありますか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
そんな「看護師あるある」体験談を48個集め、ご紹介しています。どうぞ、ご参照ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






