看護師として働いていると、「これって看護師にありがちな性格かも?」と感じる瞬間が多々あります。
患者さんへの接し方や日々の業務のなかで、自然と身についた特徴もあれば、同僚と話していて「やっぱり看護師ってこういうところあるよね」と盛り上がるポイントも。
この記事では、看護師が思わず「あるある!」とうなずいてしまう、性格の特徴をピックアップして紹介します。
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【基本編】看護師に多い性格あるある5つ
日々、命を預かる仕事をしているからこそ、看護師には独特の性格傾向が表れやすいのかもしれません。
職場の雰囲気や業務のハードさも相まって、「これは看護師ならではの特徴だな」と感じることもあります。
ここでは、特に共感されやすい基本的な「性格あるある」を5つに絞って紹介します。
1.世話好きで面倒見がよい
「気づけば誰かの世話を焼いている」
そんな人、多いですよね?
新人や後輩に自然と声をかけたり、患者さんだけでなく、同僚の体調まで気にかけたり。
看護師という仕事自体が、“人のケア”そのものなので、プライベートでもついついお母さん的ポジションになりがちです。
「困ってる人を放っておけない」のは、看護師性格あるあるの代表格と言えます。
2.せっかち・行動が早い
時間との勝負になる場面が多いので、看護師はとにかくテキパキ動く癖がつきがち。
エレベーターを待てずに階段を駆け上がったり、買い物でもレジ待ちの行列が耐えられなかったり……。
勤務中はもちろん、オフの日でもスピード感を求める自分に気づくことも?
友人から「そんなに急がなくても!」と言われるのも“あるある”です。
3.几帳面でミスに敏感
「点滴の滴下数」「薬の投与量」など、ほんの小さなミスが命に直結するのが看護師の仕事。
そのため、どうしても几帳面で細かいところが気になる人が多いです。
プライベートでも確認癖が抜けず、旅行の荷物を何度も見直したり、家計簿を細かくつけたり。
「ちょっと神経質すぎ?」と思うくらい几帳面なのも、看護師あるあるのひとつかもしれません。
4.感情の切り替えが早い
患者さんの前では笑顔で接しながら、裏で涙をこらえることもある。
そんな日常を繰り返すうちに、感情のオンオフを素早く切り替える力が身につきます。
辛いことがあっても、次の業務に支障を出さないようにするのは、まさにプロ意識の表れ。
「切り替え上手すぎて、友人に驚かれる」なんて声も多い、まさに看護師特有のスキルです。
5.責任感が強く頑張りすぎる
「自分がやらなきゃ」という思いが強いあまり、つい無理をしてしまうのも看護師あるある。
残業を引き受けたり、患者さんのために自分の休憩を削ったり。
周囲から「もう少し肩の力を抜いていいんだよ」と言われるほど、責任感が前に出てしまう人も少なくありません。
その真面目さは美徳でもあり、時に自分を追い込む要因にもなる性格です。
【タイプ別】看護師の性格あるある5つ
同じ看護師といっても、性格は人それぞれ。
現場では、「この人は姉御肌だな」「あの人は癒し系かも」といった個性が際立つこともあります。
日々多様な人と関わる仕事だからこそ、自然とチームの中で役割が分かれていくのも看護師の特徴。
ここでは、看護師によく見られる性格タイプを5つピックアップし、それぞれの“あるある”を紹介します。
1.姉御肌タイプ
困っている人を放っておけない姉御肌タイプは、患者さんだけでなく後輩や同僚にも頼られる存在。
「あの先輩がいると安心する」と言われることも多く、現場を自然に仕切るリーダー役になることも。
ときに口調が強めになってしまうこともあるけれど、根っこには優しさがあって、誰よりもチームのことを考えている姿勢がこのタイプの魅力です。
2.天然・癒し系タイプ
緊張感のある現場で、ふわっと場を和ませてくれるのが天然で癒し系タイプ。
患者さんから、「あなたがいると落ち着く」と言われたり、同僚のちょっとした失敗も笑顔で受け流してくれたりする存在です。
時には「大丈夫かな?」と心配されることもありますが、その柔らかさが周囲の支えになっているのは間違いありません。
3.リーダー気質タイプ
責任感が強く、判断力と行動力でチームを引っ張るリーダー気質タイプ。
忙しいときこそ冷静に状況を見極め、的確に指示を出す姿は頼もしい限りです。
「ここぞ」という場面で力を発揮するので、同僚からの信頼度も高め。
時にプレッシャーを抱え込みやすい一面もありますが、現場を支える大黒柱的存在です。
4.マイペースタイプ
どんなに忙しくても慌てず、自分のペースを崩さないマイペースタイプ。
周囲がバタバタしていても、落ち着いて患者さんに接する姿は安心感を与えます。
「ちょっとのんびりしすぎ?」と思われることもありますが、実は冷静に物事を進められる強みを持っています。
現場の雰囲気をやわらげてくれる、隠れたムードメーカーです。
5.几帳面完璧主義タイプ
カルテの記入や物品の管理など、どんな細かいことでも徹底してきっちりこなす几帳面完璧主義タイプ。
手順やルールを大切にするので、安心して業務を任せられる存在です。
ただ、完璧を求めすぎて自分を追い込みやすい面も……。
周囲からは、「頼りになるけど、ちょっとストイック」と見られることもあります。
安全管理が大切な医療の現場には、欠かせない守護神的な存在です。
【行動編】看護師の性格あるある5つ
性格の特徴は、日常のちょっとした行動にも表れるもの。
看護師として働いていると、現場の独特な空気感や習慣が自然と身につき、プライベートでも「やっぱり看護師っぽいな」と感じる場面が多々あります。
ここでは、看護師ならではの行動パターンのあるあるを5つ紹介します。
思わず「自分もそう!」と頷いてしまうものが、きっと見つかるはずです。
1.夜勤明けでもテンションが高い
体はヘトヘトでも、なぜか夜勤明けのテンションがやたら高くなるのは看護師あるある。
眠いのにハイになって同僚とおしゃべりが止まらなかったり、つい寄り道して買い物をしてしまったり。
「あとでどっと疲れがくる」と分かっていても、不思議と元気が出てしまう瞬間があるんですよね。
2.メモ魔で情報整理が得意
患者さんの情報や業務内容を正確に覚えるために、メモを取るのは看護師の基本。
気づけば日常でも、メモ帳やスマホのメモアプリを駆使している人も多いです。
ちょっとした買い物リストから、旅行の持ち物まで細かく記録するのが習慣化していて、「メモがないと落ち着かない」なんて声も。
几帳面さと責任感がにじみ出る行動です。
3.オンとオフのギャップが激しい
普段はテキパキと仕事をこなし、冷静沈着に見える看護師でも、オフになると“キャラ変”することがあります。
職場では真面目で頼れる存在なのに、プライベートでは一気にお調子者になったり、趣味に全力で打ち込んだりする姿に驚かれることも。
声が通るから自然と幹事役になったり、ゲームや余興で先陣を切ったりと、楽しい飲みの席でもそのパワーを発揮!
真剣な顔と無邪気な笑顔のギャップは、まさに看護師あるあるのひとつです。
4.プライベートでも健康管理が習慣化している
患者さんの健康をサポートする立場だからこそ、自分自身の健康管理も抜かりない人が多いのが看護師。
規則正しい食生活や定期的な運動を取り入れたり、体調の変化に敏感だったりと、職業病とも言える意識の高さがあります。
友人から「健康オタクだね」と言われるのもあるあるです。
5.医療ドラマを見てつい突っ込む
休みの日に医療ドラマを見ると、どうしても現場目線でチェックしてしまうのは看護師あるある。
「そんなに簡単に処置できないって!」「それ清潔操作してないじゃん!不潔!」などと、思わずテレビに突っ込んでしまう人も多いはず。
家族や友人から「うるさいよ〜」と笑われても、専門職ならではの職業病あるあるです。
まとめ
看護師の性格あるあるは、日常の行動にも色濃く表れています。
夜勤明けにハイテンションになったり、メモ魔になったりと、仕事柄ならではの特徴が自然と習慣化しているのです。
こうした「あるある」を共有することで、自分だけじゃないと安心できたり、仲間同士で笑い合えるきっかけにもなります。
看護師という仕事は大変なことも多いですが、性格や行動の特徴は強みとして活かせる部分でもあるのです。
性格あるあるエピソードはいかがでしたか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
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スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






