看護師向け 履歴書に貼る証明写真の撮り方の注意点【転職】

書類選考がある場合、採用担当者はまず履歴書に目を通します。その際の証明写真は、会う前の応募者の印象を決定します。写真の印象と実際にお会いした時の印象がまったく違うというのはよくある話ですが、履歴書においてはマイナスに働いてしまう恐れがあります。このページでは、証明写真に関する注意点をまとめました。

履歴書用の証明写真の注意点

履歴書に貼る証明写真についての注意点をいくつかご紹介します。

3か月以内に撮影した写真を使用

基本的に、証明写真は3か月以内に撮影したものを使用するのが常識です。、とくに女性比率が高い看護師さんの場合、髪型やメイクの変化で、雰囲気や印象もがらりと変わりますので、過去に撮った古い証明写真の残りを使用するのは避けましょう。

印象のよい写真を選ぶ

看護師さんの場合は、職業柄、接遇も重要視されますので、証明写真とはいえ、無愛想な印象、暗そうな印象、性格がきつそうな印象を与えてしまうものは、なるべく避けましょう。もちろん一番大切なのは中身ですが、第一印象も重要です。

撮影の際の服装はスーツ着用

履歴書に貼る転職用の証明写真は、スーツまたは派手でないスタンダードなジャケットの着用が常識です。看護師は患者さんとつねに接する仕事なので、証明写真の印象も大切です。きちんとしていて清潔感のある服装で撮影しましょう。

スナップ写真はNG

当たり前の話ですが、履歴書用の証明写真にスナップ写真を使用するのはNGです。白無地の背景に、スーツを着用した状態で撮影された写真を使用しましょう。インナーは白のブラウスやシャツなどが一般的です。

撮影時の注意点

まっすぐ正面を向き、猫背にならないよう背筋をしっかり伸ばします。髪も前髪が目にかからないように整え、顎を少し引いた状態で撮影しましょう。表情は硬くなってしまったり、無表情になってしまわないよう注意し、やや微笑むような柔らかい表情を心がけると親しみやすさが伝わります。

写真貼付の際の注意点

履歴書用の写真のサイズは4cm×3cmが一般的です。ご自身で撮影した写真を使用する場合はサイズに合わせて切り取りましょう。貼る前に裏面に氏名を記入しておくと、万が一剥がれてしまった際も安心です。

履歴書用の証明写真の入手方法

履歴書に貼る証明写真は、どのようなものを使用すればよいのか。それぞれのメリットを確認しながら見ていきましょう。

写真館で撮影する

できるだけ好印象の証明写真を用意したいということであれば、写真館に足を運び、プロのカメラマンに撮影してもらうのが一番です。ただしスピード証明写真と比較すると費用は高くなります（費用は写真館によっても差があります）。今は写真館でもデジカメで撮影するところが多く、不自然にならない程度に加工してくれる場合もあるので、多少費用が掛かってもクオリティ重視の看護師さんにおすすめです。

スピード証明写真

よく駅構内や街でみかけるスピード証明写真でも問題ありません。こちらは急ぎの場合でも、その場ですぐに入手できる手軽さがメリットです。また写真館で撮影するより、費用が安く済みますが、プロが撮った写真と比べると、どうしてもクオリティは落ちてしまいます。また写真が気に入らなくて取り直すとなると、再度費用がかかってしまいます。2～3回撮り直したら、もはやコストメリットはありません。

自宅で撮影する

最近は、家庭用のデジタルカメラ・プリンタの品質が飛躍的に向上しているため、ご自宅にあるデジカメで撮影したものを使用するのもひとつの方法です。費用がかからず、何度でも撮影できるのは大きな利点です。背景は白無地で、直射日光の当たらない明るい場所を選び、ご家族などに撮影してもらいましょう。印刷するときは、写真専用の用紙にプリントアウトし、履歴書のサイズに合わせて切り取ってください。プリンタが無い場合は、データの入ったメモリをお店にもっていけば印刷してくれます。


履歴書の書き方についての詳細は、「看護師向け 履歴書の書き方マニュアル【転職】」の記事も参考にしていただければ幸いです。