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救命救急で「命」と向き合い学んだこと| LARA’S Blog

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皆様こんにちは。

今回も読みに来てくださりありがとうございます。

いかがお過ごしでしょうか。

私は変わらず日本の一般企業で管理職の仕事を行っております。

新型コロナウイルスの影響で遅れていますが、VISAが降りたら上海に行くことが決まっているのでその時期を見計らっているところです。
 

皆様がこのブログを読んでくださっている時には、もしかすると上海で働いているかもしれません😊

以前は救命救急センターで看護師として働いていたので今回のブログでは

命に関わる日々の業務を通して学んだことをお伝え出来ればと思います。
 

読んでくださる皆様の生き方に、何か貢献できましたら嬉しいです。

 

「今、生きていることは当たり前ではない。」

奇跡
 

働き始める前は、何となく明日が来ることが当たり前だと思っていました。

朝起きることは当たり前、家族や友人がいて会いたい時に会う。そんな日々が日常でした。

しかし、いざ救命救急センターで働き始めると、事故や重篤な病で老若男女問わず危篤の方が運ばれてきて。

私が当たり前だと思っていた日常は奇跡の連続だと実感しました。

 
普段の生活では生死を彷徨う方と接する機会はほとんど無かったので、最初は大きな衝撃を受けました。

死をタブー視する傾向も未だにあるとは思います。
救命での経験から、私は「生き方」を考えるためには、まず「死」と向き合う必要がある。と確信しています。
 

周りでも今を全力で生きられている方は往々にして死生観を持っていますし、社会的に成功していたり幸せに生きておられる方が多いと感じます。
 

いつ終わっても不思議ではない人生。
 

「今、もし自分の命がなくなっても後悔しないか…?」
 

帰り道に事故にあうかもしれない。

睡眠中に心停止するかもしれない。
 

可能性は0ではありません。
私はこう思うことで、今生きていることに感謝し、最大限好きな自分の人生を生きられると考えています。

少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、大事な人が外出する時や別れるときは

「もしかしたら、もう会えないかもしれない。」

と思ってお見送りをしたり、会える時間は奇跡的だと認識することで、一緒に過ごす「今」をより良いものにできると思います。
 

考察を深めたい方は、『イェール大学で23年連続の人気講義「DEATH」死とは何か』という著書がお勧めなので、是非一読されてみてください✨
 

「愛する人たちを、何よりも大切に。」


 

救命センターでは限られた方(主に家族のみ)の面会が可能なのですが、そこでは「愛」の力を感じる事が多くありました。

重篤な患者さんも、ご家族との面会時は笑顔になったり発語があったり、意識清明になった方までいて、驚かされたことも少なくありません。

後に読んだ良書で、愛に関して似たような記述があったのでご紹介させていただきます。
強制収容所で極限状態から生還したヴィクトール・フランクルのベストセラー『夜と霧』の一節です。

 
「人は、この世にはもはや何も残されていなくても、

心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、

ほんの一時にせよ至福の境地になれる。」
 

極限状態でも重要なのは「愛」という事ですので、家族やパートナー、友人、同期や上司など愛をくれる仲間に感謝して、日頃から一番大切にするべきだと学びました。

 

「今、楽しんで生きることが全て!」


 
死を考えた後は「限られた時間を、今を、どのように生きるのか?」という問いが出てくると思います。

 
出来るだけ後悔のない生き方を考えた時、「今を最大限楽しんで生きよう!」と決めました。
 

Time is money.という言葉は有名ですが、実は「Time Is Life.」なのです。

時間=命。

この一瞬も、私達は命を削りながら生き、貴重な時間を使っています。
 
…大切な時間を割いて読んでくださって本当にありがとうございます!(*- -)(*_ _)
 

過去や未来を生きるのではなく、私達は「今」を生きているはずです。

そう考えると、嫌なことをし続けて時間を浪費するのは少し勿体ないと思いませんか?

私はこう思ってから主に好きな事・好きな人達にしか時間を割かないようにしています。

嫌なことを続けたり無理に付き合って命を浪費するよりも、限りある時間を楽しみながら生きたいからです。

せっかく今ある命。常に笑顔で、最大限楽しんで全うしたいものです!♡

 

「自分の人生を、好きに生きよう。」

自分の人生
 

看護師時代に退職の決断をした時は、人手不足ということもあり「辞めないで!」と

何度も止められて困った事がありました。

自分が辞めたら皆を困らせてしまうかな…これほど必要としてくれるなら居てもいいかな…

などと考えて気持ちが揺らいだ時もありました。
 

しかし、これは自分の人生です。
 

周りの意見に耳を傾ける事も大切ですが、自分の人生の責任を取ってくれる人は自分以外に居ない。

本当にやりたい事をして、好きに生きよう。そう思って退職を決意しました。
 

「何か言われるのではないか。」と心配する声がたまに聞こえてきますが、辞めても辞めなくても色々と言う方は居ます。

そういう方には、言わせておけば良いのです。

他の方々も自分の人生を生きることに精一杯なので、自分がどう決断しても周りはそれほど気にしていないはずです。
 

また、看護師は資格を持っている方は何方でも就ける業種ですので、人手が足りないのでしたら補充するまでです。

自分一人が辞めたとしても病院は回ります。(そうでなければ、その組織は脆弱です。)
 

ただ、辞めるのは非常に勇気が要りますよね…!

理由を考えてみると、日本人は特に協調性を重視する国民性であり一人で「No」と言う事や自分で辞める決断をする事が幼少期から少なく、断る訓練がされていない傾向にあるから、というのも一つだと思います。
 

「Noと言えない人のYesに価値は無い。」というローランドさんの名言にあるように、自らの意思を主張しないと、気付けば他人に自分の人生を乗っ取られる危険性があります。
 

人手不足だから仕方ないな、周りに迷惑掛けてしまうな、と続ける方もいらっしゃると思います。

看護師は魅力的な職業ですし、続けるのも素敵な選択です。

本当に心の底から携わりたい事であれば、好きな人生を歩めるのは幸せなことですよね❣
 

長くても100年ほどの、一度きりの人生。

自分の人生のパイロットは自分しかいません。

どの方向に行くのか、適宜修正しながら運航を楽しみたいですね!
 

皆様の人生も、後悔なく楽しさと幸せが溢れる日々であることを心から願っています。

今日も素敵な一日をお過ごしください♡

 
次回は、看護師関連で「二交代勤務と三交代勤務、どちらが良いのか」

についてまとめさせていただきます。

またこちらでお会いしましょう(*^^*)

LARA

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