こんにちは

いつもどこかに猪突猛進の花子です🌸

スーパーナースさんにブログを掲載するようになって、もうすぐ一年になります。

そろそろ、カイロプラクティック関係者から苦情が届く頃かとハラハラしつつ過ごしています。

さて、今回のお話は、苦戦した看護師復帰について書いていきたいと思います。
 

前にも書きましたが、看護師復帰は、本当に大変でした。

前回看護師を辞めて10年ちょっと、こんなすっぽり記憶がなくなるものかと驚きました。

まるで竜宮城から戻ってきた浦島太郎です。見るもの聞くもの初めて👀

サーフローの針ってこんなんだっけ？ゴムの駆血帯はどこ？

もう、あげればきりがない。一挙手一動、教えてもらわないと動けない。何か頼まれても、「教えてください」しか答えられない。

こんなんで看護師復帰できるのか？　と、花子自身も心配するほど崖っぷちでした💦

 

 

花子が入社した病院は、人手不足で、常時求人募集しているような病院でした。

やっと入ったスタッフが花子で、がっかりしたのはお察しします。自分でも、余計なお荷物だと自覚してますよ。

でも、病棟の皆さま、不満は病院に言ってください。こんな花子を雇ったのは看護部長ですよー。

冗談はさておき、愚痴を言ってもらちがあきません。

さっきも言いましたが人手不足の病院ですから、早く自立しないと、患者さんに迷惑が掛かる、いや花子自身が困る。
 

この病棟は、入職3日で部屋持ちスタート。わからなかったら聞いてね、スタイル。

いや～またまた(笑)、冗談ですよねっと言ったところで

周りのスタッフは、当たり前みたいな顔してる、、、。

あるスタッフは、私の時なんて！っとずずずいーと話しはじめた。

あー、花子に指導係をつけれない程の人手不足。浦島太郎でも、特別扱いは無いということなんですね。
 

ここで、花子には２つの選択肢。

ひとつは、ここを退職し、指導係が付く新しいところへ移る。

または、このままこの病院に残り、限界までがんばる。

熟慮の結果、花子の出した答えは・・・

花子、ここで頑張る！でした。
 

 

迷った時、花子の中に、説明しがたい感情が芽生えてしまったのです。

この崖っぷち状態を耐えてこそ成長するんだ、何事も″石の上にも3年”3年間は頑張ろう。

などと勝手な思い込みをして決断したのでした。
 

合理的に考えれば、移動した方がよかったかも。今の花子だったら、移動する方に一票。

なぜか？　それは、人手不足の放置プレイが、想像の上をいっていたから。

例えばですね、処置のやり方は、細かい部分など、病院によって異なるかと思いますが、

ここは、人手不足の放置プレイ病院。やり方教えて下さいと伝えると、口頭で「こうやっといて」と説明のみ。

「さーやってこい」と送りだされても、ざっくりすぎて、よくわからん。一応、本やネットで調べますが、花子流になるのは否めません。

このまま花子流を貫き通すわけにもいかないので、他のスタッフのやり方をチラ見し矯正は入りますが・・・変わったやり方をする人がいたら花子かもしれません。
 

それから、ドクターの処置介助は、見学なしのぶっつけ本番も当たり前な病院でした。

そんな病院あるの？と思われるかもしれませんが、世の中には、そういう病院があるんです！

処置の流れが頭に入ってないから、いつ何を出すのか分かりません。

この難局の乗り越え方は、ドクターにあらかじめ「介助初めてで教えてください」と伝えとくこと。

すると、ドクターによっては、細かく説明してくれたり、良きに計らってくれるんですよ。

それから、必要物品とかドクターによって、微妙に違うじゃないですか、処置前に「足りないものありますか」と予防線を張っておくこともしていました。

こうやって、足りない知識は、周りをご利用様させていただき、何とかピンチを切り抜けていました。
 

 

そして、経験したことはメモに残す、これは重要です。

花子の場合、加齢によって記憶力が足りなくなってきている。これは、復帰して実感したことの一つですが、こればっかりは抗うことは出来ない。そこでメモなんですよ。

教わったこと、気づいたこと等々、メモにして残しておく📝

一にメモ、二にメモ、三四がなくて、五にメモ📝

動くメモ帳こと、花子です。

言い忘れましたが、マニュアルも無い病院でしたので、ありとあらゆることをメモしなくてはならず、当初は一日中メモをとっていました。

メモ帳のおかげで、しっちゃかめっちゃかな情緒も落ち着いてきます。なんせ、困ったときパッとメモ帳をみれば、答えが書いてあるんですから。

花子にとって、メモ帳とは、安定剤のような存在（笑）でもあります💊

まー、でも、メモをみかえし、何回か思い出せば、記憶に刷り込まれるので、徐々にメモ帳を見なくても動けるようになっていくんですがね。

看護師に復帰して４年ちょっとですが、今でも、めでたしめでたしとはいかず、発展途上の状況に変わりなく。崖っぷち花子は、いつ這い上がれるのか！受難はまだまだ続きそうです。。。

でも、よく考えれば、受難の原因は、転職で一時ドロップアウトしたせいなのだから、花子に責任があります。いつの日か独り立ち出来ると信じて前進あるのみ。

めざせ！人間万事塞翁が馬。