こんにちは🌸
いつもどこかに猪突猛進の花子です。
カイロプラクティックの仕事をしていると、 たま〜に、おぉぉぉ?!っていう
おもしろいお客さんが来店されます。
「施術が終わった後、 私が花子さんに施術をしますので、 施術費を半額にしてもらえませんか?」
値段交渉をするお客さん。単に値下げじゃないところに、フッと笑みが。
こういう出会いは、レアカード的に少ないが、花子の好物であります。
ちなみに、病院でも、好みの患者さんを監視して、ほっこり☺させてもらってます。
しかし、逆パターンもあるんですよ。
見ないふりして、通り過ぎたい・・・そんな気持ちになるお客さん。
それはね、「強くもんでほしい」って要望。
花子は、マッサージのコースがある店でも働いたことがあり、そこであった出来事なんだけど。
「ここです!!ここがメッチャ凝ってるんです!!!」
ピンポイントで指さしたところ・・・押され過ぎて、タコになっとる。
よく見ると、肩や腕・脚、いたるところにタコが。押して欲しいところが一目瞭然、分かりやすくてありがたい・・・
いやいや、体大丈夫?
そして、花子は、選択を突きつけられるわけ。
お客さんの要望を受け入れ、そのまま押すか? または、体に良くないと説得すべきか?
どうする どうする 君なら どうする??
リピート率(再来店)を上げるには、満足度を高めるのがカギ、なんて言いますわな。
リピート率は、売り上げに影響するので、自分のポリシーばかり追うのではなく、
お客さんの満足度を高める努力も必要である。
花子のポリシー=お客さんの満足だと、
お互いhappyなんだけど・・・
さぁて、どうする どうする 花子ならどうする??
ハッと気づいたら、ピンポイントでタコを押していた。
花子は、欲深き乙女。リピート率アップのため、もみもみマシーンとなったのである。
でもね、タコを作るほどの超絶強押しを舐めちゃいけませんぜ。
花子の全体重をかけても、ピクリとも動じない。
満足のまの字もない感じ?
ちょっとでも気を緩めて押すと間髪言わず、強く押せってツッコミ入れてくるし。
なかなか諦めてくれず、花子、泣きそう・・・。
もうね、
((( 今日のところは、けぇってくれ!! )))
と、言いたかった。言いたかったが、言えなかった。
当時は、目を血走りながら強く押してた。
満足度じゃー リピート率じゃーっと、七転八倒していたから。
だが、今なら、ハッキリとわかる。
((( アンタの感覚器官、おかしいよ )))
そして、強もみ街道まっしぐらの花子自身も相当おかしかったことを。
マッサージの仕方は、そのお店で、教わった。
腕や指だけで押すのではなく、体全体で押すってのが大事らしい。
マスターすれば、長時間マッサージしても、疲れ知らずの体になるとか、ならないとか。
会得のカギは、≪限界を超えたところにあり≫だって。
疲れの限界を突破すると、自然と体を使って押すようになるんだって。
ふーん。そういうものかね。
そういうことなら、限界突破に向かって、マッサージするのみ。
来る日も来る日も、マッサージをし続けた。
限界突破・・・げんかいとっぱ・・・ゲンカイ・・・・・
このお店、半年で辞めました。
努力と根性があれば、なんでもできる、、、とはいかなかった。
心身が疲弊し、しまいに帯状疱疹を発症し、働き続けることが出来なかった。
なんか落ち武者になったような劣等感だけが今でも残っている。
カイロプラクティック時代のほろ苦い思い出。
でもね、気持ちを切り替え、前を見ていこう! 頑張ったんだもん、お天道様は見てくれてる。
と、まぁ・・・これを書きながら、自分を慰める花子なのでした(笑)