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ケアマネージャーになるには?メリット・向いている人とは?

ケアマネージャーになるには

ケアマネージャーの試験を受けるには一定の資格が必要になります。
看護師や医師などが代表的な対象資格と考えて良いでしょう。
さらには、それぞれの資格ごとに一定の実務経験も必要になります。看護師の場合は5年以上と定められています。
看護師や医師などの特定の国家資格保持者・老人福祉施設や障害者施設などの相談援助業務の経験がある方は、5年以上の実務経験が不可欠となります。
以上の受験対象者が試験を受けて合格したのちに実務研修を受講し終了して初めてケアマネージャ(介護支援専門員)になります。
試験科目には、介護支援分野、保健医療サービス、福祉サービスについてなど分類されています。

ケアマネージャー試験の受験資格

ケアマネージャーの資格を取得するには試験に合格することが必要ですが、その試験にも受験資格があります。

1.国家資格に基づく実務経験が通算5年以上あること

定められている22の国家資格業務に、延べ5年以上携わることで受験資格が得られます。
その中には「看護師」「准看護師」「保健師」「助産師」も含まれているため、看護師として5年働いていれば受験資格があると考えてよいでしょう。
その間にブランクがあっても、通算5年を超えていれば大丈夫です。

2.指定する国家資格以外の業務の実務経験が通算5年以上あること

また、国家資格以外の実務として「生活相談員」「支援相談員」「相談支援専門員」「主任相談支援員」のいずれかを通算5年以上続けていれば、試験を受けられます。

ケアマネージャー試験の概要

ケアマネージャーの試験は、毎年1回実施されています。
ちなみに2019年のケアマネージャー試験は、2019年10月13日に行われました。
試験問題は5つの選択肢から正解を選ぶ方式で、それをマークシートで回答する形式です。
試験の制限時間は120分となっており、全問題数は60問です。

試験問題の概要ですが、まず「介護支援分野」からは介護保険制度に関する問題が計25問出題されます。
そして「保健医療福祉サービス分野」からは基礎15問・総合5問が出ます。
そして福祉サービスの知識に関する問題が15問出題され、計35問となります。

ケアマネージャー試験の合格者は定員制ではなく「点数が合格基準ラインに達していれば合格」となるため、合格ラインとされている正答率7割程度を上回れるよう試験勉強に取り組みましょう。

ケアマネージャーの仕事の特徴

介護サービス事業者と利用者の調整役となるケアマネージャーの仕事は多枝に渡ります。
代表的な仕事のひとつに、要介護者と認定された対象者のケアプランの作成があります。
このケアプランに沿って介護サービス事業者がケアを実施し経緯をケアマネージャーに報告します。
この報告を評価し適切にケアが行われているか判断することも大切な仕事です。
利用者とサービス提供事業者の間に入り、それぞれの架け橋となるケアマネージャーは大変やりがいのある仕事だと言えます。
時には、利用者の相談にのったり事業者とかけあったり、要介護者が安心して生活できるようサポートを行います。

ケアマネージャーのお給料はどのくらい?

ケアマネージャーとして働く方は、どのくらいのお給料をもらっているかも気になりますね。
ここでは、ケアマネージャーの給与水準についてもご紹介します。

ケアマネージャーの月給は約35万円!
平成29年の調査によると、ケアマネージャーの月給は手当や処遇改善加算を含めて平均で約349,000円です。
ちなみに、職能手当・資格手当や一時金などを含まない基本給だと平均で約220,000円となっていますから、資格が活きる専門職ならではの高めの給与水準であるといえるでしょう。

人手不足解消のために介護業界全体が待遇改善に動いていますから、看護師がケアマネージャーの資格を取得しておくことは将来のためにも大きなチャンスとなるかもしれません。
ケアマネージャーの資格を取得するために年齢条件はありませんし、現在でも試験合格者は40歳以上の方の比率が高くなっています。
「看護師として長く勤めてきたことを活かせて、今後も役立つ資格を取りたい」と考えている中堅・ベテランの看護師の方がこれから取るには、うってつけの資格といえそうです。

ケアマネージャーになるメリット

1.事務作業中心で、体力的負担が少ない

ケアマネージャーの仕事は、基本的にデスクワークや相談者の相談に応じることが中心。
そのため、看護師や一般の介護士と異なり、体力的な負担はかなり少なくなるでしょう。
一定の年齢までは看護師として働き、夜勤や残業を体力的にこなすことが難しくなったら介護業界に転職してケアマネージャーとして活躍するというキャリアプランも一案です。

2.日勤が中心でワークライフバランスが良好

介護の仕事とケアマネージャーを兼務している方以外は、基本的には日勤業務となります。
夜勤や残業は少なくなるため、家族の予定やプライベートとの両立がしやすいでしょう。

3.看護師資格もあると「地域包括支援センター」への転職が有利に

地域包括支援センターとは、各市町村や区に設けられている介護保険に関する公的機関です。
地域包括支援センターを訪れる相談者は身体の健康に関する相談をする機会も多いことが特徴。
看護師としての医療に関する知識と介護保険に関する知識を両方持ち合わせていれば、頼れる相談員としての活躍も期待できます。
そのため、看護師資格を持つケアマネージャーは地域包括支援センターへの転職時に優遇される可能性もあります。

ケアマネージャーに向いているのはこんな人

1.人と柔軟にコミュニケーションを図れて、人の話を聞ける人

コミュニケーション能力が高い人と聞くと、「話が上手で会話の中心になれる人」というイメージを持つかもしれません。
しかし、ケアマネージャーに求められるコミュニケーション能力は、少し趣が異なります。
どちらかというと、「相手の話をしっかり聞けること」や「相手の真意を丁寧に汲み取れること」が、ケアマネージャーには求められます。

2.多くのことを並行して処理できるマルチタスク能力がある人

たくさんの相談者の話を聞き、それぞれに最適なケアプランを提案するのがケアマネージャーの重要な仕事。
そのためには、複数のタスク(すべきこと)を同時にこなす能力が欠かせません。
実はこのマルチタスク能力は、看護師の仕事にとっても重要です。
書類を作りながらナースコールが来たら患者さんの所へ行き、内線が鳴ったら電話を取り、また書類作りに戻る……。
そんな看護師さんの仕事を何年も続けてきた方なら、マルチタスクはお手のものかもしれませんね。

3.予定を管理する能力がある人

ケアマネージャーの最たる仕事は「介護のプランを考えて提案すること」です。
プラン(計画)=予定=スケジュールと言えますから、スケジュールをきちんと管理して緻密に予定を組んだり、計画を立てたりできることは大切になります。

まとめ

今回は、看護師として長く勤めることで取得のチャンスが生まれる資格「ケアマネージャー(介護支援専門員)」について、その仕事内容や資格試験、お給料などについてご紹介しました。
看護師からいずれ介護の世界に転身を考えているけれど、一定の年齢を超えると体力が心配という方は多いでしょう。
ケアマネージャーの資格を持っていれば、相談員として活躍できるため体力を心配せず長く働き続けることができます。
また看護師とケアマネージャーの資格を両方持っている方を優遇する職場もあるため、看護師が取っておくと将来的に役立つ資格の1つと言えそうです。

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