めざせスーパーナース!
vol.67【マンガ】シリンジポンプを設置する高さって?
TOP めざせスーパーナース! vol.67【マンガ】シリンジポンプを設置する高さって?
登場人物
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内珍熊夫21 歳、新人看護師。無口で体が大きく怖がられるが、心優しい。
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白衣たまこ26歳、4年目看護師。一生懸命だが抜けている。アイドルの推し活に精を出す。
シリンジポンプを設置する高さって?サイフォニング現象もあわせて解説!


21 歳、新人看護師。無口で体が大きく怖がられるが、心優しい。

26歳、4年目看護師。一生懸命だが抜けている。アイドルの推し活に精を出す。

シリンジポンプとは?
シリンジポンプとは、微量な薬剤投与を正確に行なう時に使われる医療機器です。
微量の薬剤を正確な速度で患者に投与するために設計されており、患者の状態に応じて柔軟に対応できる点が特徴です。
今回は、シリンジポンプを取り扱う際に注意すべきサイフォニング現象について確認していきましょう。
サイフォニング現象とその危険性
サイフォニング現象とは、シリンジポンプが患者より高い位置に設置された際、シリンジと点滴刺入部の高低差の影響で薬液が急速注入されてしまう現象のことです。
シリンジポンプで使用される薬剤の多くは少量でも大きな影響を与えるものが多いため、急速注入が発生すると重大な事故につながる恐れがあります。
サイフォニング現象が起こる原因は?
サイフォニング現象を防ぐには
①シリンジポンプとベッドの高さを合わせる
シリンジポンプの位置が低すぎると刺入部から逆流が起こる可能性があるため、ベッドとほぼ同じ高さに調整しましょう。
②シリンジを正しく固定する
プライミングまで行ない、内筒をしっかり固定しましょう。
③接続部にゆるみがないか確認する
シリンジやルートを交換した後は特に注意しましょう。
④病床の環境整備を行なう
シリンジポンプを病室内に適切に設置することで、ポンプとルートの接続外れを防ぐことができます。
ベッドを移動する際は、シリンジポンプの取り扱いに特に注意しましょう。
⑤ロック式のシリンジを使用する
ルートの接続外れを防ぐため有効です。
⑥ダブルチェック
投与開始前には、施設の規定に従い、看護師2人で声を出しながらダブルチェックを行ないましょう。
その際は薬剤や流量の確認だけでなく、刺入部から輸液ルート、シリンジポンプまでの接続が確実であることを確認することが重要です。
まとめ
今回はシリンジポンプを取り扱う際に注意すべきサイフォニング現象についてのお話でした。
安全な薬剤投与のために、シリンジポンプの設置と操作を適切に行ないリスクを未然に防ぎましょう。
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マンガ/ほりたみわ
(敬称略)