めざせスーパーナース!
vol.68【マンガ】低血糖の症状、覚えていますか?
TOP めざせスーパーナース! vol.68【マンガ】低血糖の症状、覚えていますか?
登場人物
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医療ゆかり29歳、7年目看護師。たまこのプリセプター。ワインが好き。
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サトウタロウ85歳。まじめな気質の患者さん。待つのが苦手 ふわふわヘア。
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那須虎児鶏子の弟。新人看護師。わけあって遠回りしてこの道に。
低血糖の症状、覚えていますか?


29歳、7年目看護師。たまこのプリセプター。ワインが好き。

85歳。まじめな気質の患者さん。待つのが苦手 ふわふわヘア。

鶏子の弟。新人看護師。わけあって遠回りしてこの道に。

低血糖とは?
低血糖とは、血液中のブドウ糖濃度が70mg/dl未満、または低血糖症状が現れた状態を指します。
ブドウ糖は脳の重要なエネルギー源であり、不足すると重篤な症状につながるため迅速な対応が必要です。看護師は早期に異常を察知し、適切な対応をとることが求められます。
低血糖の主な原因とメカニズム
低血糖の主な原因には、インスリンや経口血糖降下薬の過剰投与、欠食、過度な運動などがあります。これらはいずれも血糖値を急激に低下させる要因となるため、患者の生活背景や服薬状況の把握が重要です。
低血糖になると、どんな症状が出るの?
血糖値の変化によって、さまざまな症状や身体状態が現れることがあります。
そのため、血糖値の段階的な変化に注意を払い、早期に対応することが非常に重要です。
以下は、血糖値の各段階における主な低血糖症状です。
※低血糖症状には個人差があり、低血糖時に症状が現れない場合もあります。
低血糖症状の覚え方『はひふへほ』
低血糖は、放っておくと危険な状態につながることがあります。しかし、初期症状をしっかり把握しておくことで、いち早く異変に気づき適切に対処することが可能です。
そこでおすすめなのが、『はひふへほ』で覚える方法!
よく見られる低血糖の症状を簡単にチェックできるので、看護師だけでなく患者さん自身でもセルフチェックがしやすくなります。
低血糖時の対応
現場では、すばやく正しい判断をして行動すること、そしてチームと協力することがとても重要です。
そのため、看護師はいつでも適切に対応できるよう病院で決められたルール(プロトコル)や対応の手順を日頃から確認し、確実に理解しておくことが求められます。
ここでは、患者さんに低血糖が発生した際によく行なわれる対応の一例をご紹介します。
ブドウ糖粉末やタブレットを用いて、ブドウ糖10gを経口摂取させます。
50%ブドウ糖注射液20ml以上を静脈注射します。
上記のいずれの場合も、投与後15分ほどで再評価を行ない、改善が見られない場合は再投与を検討します。
< 低血糖で意識がない時や低下している場合はすぐに医師に報告し指示を仰ぎましょう。>
まとめ
今回は、低血糖症状についてのお話でした。
バイタルサインや血糖のチェック、薬の管理をしっかり行なうことはもちろんですが、患者さんの「なんか変かも」という小さなサインに気づくことも、とても大切です。
日々の観察とちょっとした気づきが、低血糖の予防や早期対応につながります。
焦らず落ち着いて、目の前のサインを見逃さないようにしていきたいですね。
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(敬称略)