看護師として転職を考えている方なら、「転職先で多少の困ることや、思ったことと違うことがあっても当然」という気構えで転職活動に臨んでいるでしょう。
しかし、看護師が転職して必ずと言って良いほどよく経験する「あるある」な出来事を知っておくことで、転職後も日常のお仕事や暮らしの中で「看護師のあるある」を実感できるかも。
この記事では、看護師の転職で頻繁に起こりがちな「あるある」エピソードを9つご紹介します。
過去にも転職経験のある看護師さんなら「あったあった」とうなずきながら、楽しく読めるかもしれませんね。
看護師の転職あるある：看護業務編
1.どんな職場でもとにかく手が荒れる！
看護の仕事は清潔最優先なので、どんな職場へ転職しても毎日何度も手を洗って消毒する毎日。
洗浄力の強いハンドソープやアルコールで、冬は手荒れを頻繁に起こしてしまうのが日常になります。
運悪く指にささくれを作ってしまうと、その手洗いや消毒でも手が痛くて大変なことに……。
2.忙しい職場に転職して、早食いになってしまう
忙しい職場に転職すると、食事の休憩時間もまちまちになりがち。
しかも、決まった休憩時間内にできるだけ身体を休める時間を作りたくて、ご飯の時間を削ってしまうという看護師さんも多くなっていきます。
結果どんどん早食いになり、休みの日に友達とご飯を食べに行ってびっくりされることも！
3.優しいおばあちゃん患者さんがアイドル
看護師の間で人気者になる患者さんと言えば、物腰が柔らかくて新顔の看護師にも愛想の良い人。
ご高齢の患者さんに多く、転職したての看護師さんもおばあちゃん患者さんのニコニコ顔を見たくてつい新人看護師さんと一緒に病室を訪ねがちになるかも。
4.少しでもブランクがあると毎日が勉強！
育児などで数年お休みしてからの復職だけでなく、数か月休んで転職しただけでもお薬の名前が変わっていることや、新薬だらけなんて当たり前なのが看護の世界です。
短いブランクであっても、その間に医療の世界はどんどん情報がアップデートされていくもの。
毎日勉強を積み重ねて、変化に対応できる看護師をめざしましょう！
5.いつでも転職できると思っても踏ん切りがつかない
看護師は景気や世界情勢にあまり左右されず、いつも多くの求人がある職業です。
思い切れれば転職できるのに……といつも思っていても、毎日忙しくて転職活動の計画さえ立てられていないという看護師さんも数多くいます。
理想の職場を求めているなら、早めに転職の計画を立てましょう！
忙しくて自分一人では無理という方には、転職エージェントに職場探しを手伝ってもらうという方法もありますよ。
看護師の転職あるある：日常生活編
1.夜勤無しの職場に転職しても夜勤の夢を見る
病棟に長年勤務し夜勤を経験すると、転職で病院や診療科を変えて夜勤無しになっても夜勤がつらかった頃の夢を見てしまうという看護師さんがたくさんいます。
夢を見るたびヒヤヒヤするかもしれませんが、夢から覚めてほっとした気分になるだけ昔よりは少し安心かもしれませんね。
2.自分へのご褒美がどんどん多くなり、高額になる
転職でキャリアアップに成功すると、その分仕事はさらに多忙になってしまうことも多いですね。
忙しい看護師さんは賞与が出たときや、夜勤明けのショッピングで「頑張った自分にご褒美！」と、つい奮発しがち。
気づいたらどんどんその回数が増え、買うモノの値段も高くなってしまうなんてことも……。
3.転職したのに友人との会話の内容が変わらない……
学生時代の友達や看護師仲間と休日に会ったとき、仕事の話になって「転職したのに話題が同じなんだけど？」と指摘されてしまうのは、看護師の転職あるあるですね。
お友達の看護師が転職したときも、きっと同じような経験をしているのではないでしょうか。
4.休日のファッションや見えない所のおしゃれにこだわりがち
看護師は看護服を必ず着用し、ヘアスタイルやメイク、爪などの身だしなみにも制約があります。
その分、休みの日や見えない部分のおしゃれに気合いが入ってしまうのでは？
特に、マニキュアや手のネイルアートは一切できないので、足元のネイルを派手派手にしてしまう看護師さんはたくさんいるそうです。
ただし美容系の病院では流行のメイクなどならある程度許容されている場合もあり、「日常的におしゃれを楽しみたい」と美容クリニックに転職する看護師さんもいます。
まとめ
この記事では、看護師のライフスタイルや転職にまつわる「あるある」的なエピソードを9つご紹介しました。
転職して実感する「あるある」エピソードもあれば、職場が変わっても看護師である限りまったく変化がないことが逆に「あるある」と感じるケースもありますね。
中には「仕事でハードな経験をした勢いで転職エージェントに登録して、少し気分が晴れる」などの声も……。
たとえ勢いで登録したとしても、そのきっかけがご自身に最適な職場への転職を現実にすることもあるかもしれません。
忙しくなかなか転職活動に踏み切れないという方も、活用することで納得の転職が実現できるかも。
