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リーダー業務、看護師みんなの悩みと対策4つ《前編》

リーダー看護師として働く時の悩みや失敗、解決策を紹介!

がむしゃらに頑張り続けた看護師新人時代を経て、3年目頃になるとリーダー業務を任されることが多くなってくると思います。

リーダー業務は緊張するし、プレッシャーに感じるという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、看護師がリーダーとして働く際に誰もが経験するようなお悩みと、その解決策をご紹介。

前編、後編に分けて、看護師の皆さんによる失敗談・成功談とともに、代表的なお悩みとその対策4選を解説します。ぜひ参考にしてください。

目次

看護師のリーダーとは?

看護師のリーダーは、チーム全体をまとめて、スムーズに業務が行われるよう導いていかなくてはいけない重要なポジション。

看護に関する知識・技術はもちろんのこと、判断力、問題解決能力のほか、周りのスタッフへの指導力、統率力も求められます。

新人時代の自信のなさ、頼りなさを引きずっているようではとても務まりません。

リーダー看護師として働く時、具体的に求められる役割は大きく3つ。

 
①業務や担当の割り振り役

②自分の病棟と、ほかの部署との橋渡し役

③スタッフや新人看護師の指導等を行うサポート役

チームやメンバー全体の状況を把握し、全体を上手くまとめる役割があるリーダーだからこそ普段の業務以上に周りとのコミュニケーションがとても大事になってきます。

しかし、現実問題として、頭ごなしの注意になってしまいチームがまとまらなかったり、自分のことで手いっぱいになってしまったり……悩みが尽きないもの。

具体的にどんな風にすれば上手くいくのか、リーダーとして働く際のお悩みとその対策を紹介します。

お悩み1★空回りしてしまう

「チームをまとめないと!」「しっかり注意しないと!」と頑張っていても、うまくいかずに落ち込むこと、誰でも一度は経験があるのでは。

判断を誤ってしまったり、見切り発車で後輩を注意をしたものの後から事実が判明したり。こういったリーダー看護師のお悩みは、一体どのようにすれば防げるのでしょうか?

【失敗談】思い込みから、キツく注意してしまった……

Sさん 40代前半 透析病院勤務
よくインシデントを起こす後輩Aのミスが発覚。ついつい「また!本当に確認不足なんだから」と思い詳しく後輩Aから事情も聞かずに、注意をしてしまいました。

後々わかったことなのですが、実は前の勤務帯のスタッフの確認ミスもあり、後輩Aだけのミスではありませんでした。後輩Aにだけキツく当たってしまい、反省しています。

現状を正確に把握していないと、Sさんのように誰にどう注意すべきかの判断を誤ってしまいます。

一方的に叱られた側としてはたまったものではないので遺恨を残したり、チームから、このリーダーは信用できないと思われかねません。

早とちりは厳禁です。

対策1》よく話を聞いてから判断する!

この悩みの対策は、当事者の話をよく聞くことにつきます。

リーダーとして働くと、チームの看護師の状況、患者さんの状態、医師からの指示の確認等、把握していなくてはいけないことが盛りだくさん。

忙しいとは思いますが、視野を狭くせず、物事を多面的・多角的に捉えなくてはいけません。

客観的に状況を把握することは、リーダー業務をする際には特に重要なこと。なかでも、インシデントやミスがあった時は当事者の話をよく聞くようにしましょう。

頭ごなしに否定や注意をするのではなく、「なぜそのミスが起こったのか?」それぞれの話を聞いて、正確に把握するように心掛けて判断することが大切です。

【成功談】当事者全員の話を聞くようにしてから、トラブル激減

Tさん 30代後半 リハビリテーション病院勤務
女性が多い看護師の職場、大なり小なりスタッフ同士のちょっとしたコミュニケーションエラーや小さないざこざが発生することも。

ついつい仲のいいスタッフの味方をしてしまいがちなのですが、私は必ずトラブルが起こった時は時間を作り、当事者全員の話を聞くようにしています。

時間はもちろんかかるのですが、まさに急がば回れ

スタッフのみんなも「話を聞いてもらえた」ということだけでも気持ちが落ち着くようだし、冷静になってもらえます。

みんなの話をしっかり聞いてから判断することを心掛けるようになってから、トラブルやコミュニケーションエラーは格段に少なくなりました。

お悩み2★手がいっぱいで回らない

リーダー看護師になると「私がどうにかしなくては!」と頑張り、無意識のうちに1人で抱え込みがち。

でも、一人でできることには限界があります。

【失敗談】タスクをこなせず、医師にも手術室のスタッフにも怒られた

Aさん 20代後半 急性期病院 病棟勤務
まだ慣れないリーダー業務で、たくさんのタスクが重なってしまいました。

普段から人に頼むのが苦手な私は自分で抱え込んで慌ててしまい、手術室からの電話でAさんの手術室搬入の連絡があったのにスタッフに伝え忘れてしまって、患者さんの手術室搬入が遅くなりました。

結果、医師にも手術室のスタッフにも怒られてしまいました……。

先輩からも「忙しくなったら、手伝うから声掛けてね」と言われていたのにもかかわらず、1人で頑張ろうとしてしまいました。素直にお願いすればよかったと後悔しています。

Aさんのように、責任感が強くて頑張り屋の看護師にこそ起こりやすい失敗です。

自分自身がタスクに追われていると、リーダーとしてやるべきことができなくなり、周りに迷惑をかけてしまいがち。

では、一体どうすればいいのでしょうか?

対策2》自分1人で抱え込まない!

リーダーだからといって自分だけで抱えこむ必要はありません。

判断に迷う時は、同じチームのスタッフや師長に相談しましょう。

「困った時はお互い様」と考えて少し肩の力を抜き、周囲の力を借りましょう。助け合ってお仕事をしたほうが、むしろチーム全体に一体感が出てくることがあります。

また、忙しい時ほど余裕がなくなり、助けを求めたり相談したりする余力も時間もどんどんなくなっていきます。自分一人でできると思わず、なるべく早め、早めに周りとコミュニケーションを取るよう心掛けましょう。

【成功談】早めにお願いするようにしたら、周りも成長!

Mさん 40代前半 有料老人ホーム勤務
4年目の頃にリーダーをやっていて、次々と医師やスタッフから声を掛けられて自分で業務をさばききれずにキャパオーバーになってパニックになったことがあります。

それからは、自分一人では終わらない・回らない業務量の時は、早めに手が空いているスタッフに声を掛けたり、師長に業務調整のお願いをしに行くようにしています。

昔は「自分一人で頑張らなきゃ」とかたくなに思っていましたが、後輩にもお願いしたり頼ることで、後輩もしっかりとしてきたり以前より責任感を持って仕事をするようになりました。

意外とプラスの影響もあったりして、自分も助かり一石二鳥だなと感じています。

「リーダー業務、看護師みんなの悩みと対策4つ」後編はコチラから!

前編に続いて、後編でも体験談をまじえながら解説。

後編では、「忙しい時にピリピリしたことで起きたインシデント」のお悩みとその対策、「色眼鏡で後輩を判断していたことの後悔」と、その対策を紹介しています。

リーダー業務、看護師みんなの悩みと対策4つ《後編》

 

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