「看護師は恋愛が続かない」原因は性格がキツイから⁉高収入だから⁉
看護師はモテるというイメージがある一方、実際には「恋愛がうまくいかない」「男運が悪い」と悩んでいる看護師は少なくありません。
看護師の皆さんに看護師の恋愛事情について話を聞き、見えてきた原因と対策をまとめました。
前編に続いて、後編では看護師という職業ならではの「性格」「収入の高さ」について、対策もあわせて詳しく解説します。
原因③収入が高くて自立している
看護師が「恋愛が続かない・うまくいかない」原因の3つ目は、収入も高く、自立していること。
自立していることも、収入がちゃんとあることもいいことでしかないですよね。特に最近では共働きが主流。男性も結婚相手に「自立していて稼ぎがあるという」ことを求めている人が増えているようなので、ポイントは高いです。
しかし、一部の男性のコンプレックスを刺激してしまったり、また、相手に経済的に頼られてしまうということがあるようです。
「私の給料をあてにして、夫が無職に……」
Bさん 30代後半 急性期病院 病棟勤務
- 私は新婚ホヤホヤなのですが、周りのすすめもあって昇任試験を受けて、無事一発合格しました。
夫に「昇任が決定した」ことを伝えたら、なんと翌週突然「Bちゃんが昇任したから仕事辞めてきた!専業主夫になる!」 と宣言。なんの相談もなく仕事を辞めてきたんです!!!!!!
昇任しても収入が特別上がるわけではないのに、なぜ?あてにされすぎでしんどいです。
【対策】必要以上に収入額を明かさない
病院勤務だと、夜勤手当があったりボーナスもしっかりあったりして、彼氏や夫よりも稼ぎがあることも少なくはありません。けれど、正直に相手に金額を伝えることがいいのかどうか……。結果、伝えないほうがいいでしょう。
どれだけ応援している人だとしても、どれだけ祝福したくても、自分より多くの金額をもらっている人に対しては、少なからず「もやっ」とした感情が生まれてしまうのが人間です。
特に、男性は女性に対してカッコつけたいと思いがち。頑張っている男性の自尊心を傷つけてしまうかも。また、「お金を稼げる女性」と伝わり、ヒモ体質の男性を呼び寄せてしまうかもしれません。
相手から聞かれなかったり、伝える必要がない場合は、そもそも給料の額やボーナス、貯蓄額はあえて言わないほうが平和。最近は夫婦でもお財布を別々にしている人も増えています。二人のルールや関係性にもよりますが、付き合っているから・結婚しているからといってお互いのお財布事情を正直に明かす必要はないと思っていいでしょう。
実際、「彼氏より稼いでいると思われたくない、彼のプライドを傷つけたくない」そんな気遣いから、彼や夫に実際よりも低めの給料額を伝えている看護師も多いようです。
「収入が自分より少ない彼に、少なめの額を申告」
Sさん 20代後半 総合病院 消化器内科勤務
- 彼氏は年下で、まだ社会人2年目。私は看護師歴6年目で、夜勤もバリバリこなしつつ休みの日は看護師の単発派遣のバイトに行っていたりするので、年収は同じ年代の女性よりも高めです。
この間、何げなく彼氏のお給料の額を聞いて、思ったより少なくてビックリしました。あんまり稼いでると強い女と思われそうだし、二人の関係性が変わっても困るので、彼氏には自分のお給料の金額については、少なめに申告しています。
私の周りも、彼氏には自分がいくら稼いでいるか伝えていない看護師が多いですね。
原因④しっかりしていて、性格がキツイ
看護師が「恋愛が続かない・うまくいかない」原因の4つ目は、看護師はしっかりしていて、性格がキツイ、怖いと思われてしまうこと。
日々、マルチタスクでいろいろなことを同時に行ない、ミスが必ず起きないように気をつけ、重い責任を担って働いている看護師。
スピード感を持って仕事をしていて、伝えるべきことを正確に簡潔に伝え、余計なことは言わない、しないと心がけている人がほとんどでしょう。てきぱきしないと業務に支障が出ることもあり、看護師の皆さんはしっかりした印象がある人が多いです。
それが、一部の男性にとっては「キツイ」「怖い」「冷たい」と思われてしまうようなのです。
「『熱心に看病してくれると思ったのに冷たい』と言われた……」
30代前半 Hさん 内科クリニック勤務
- 夫が風邪を引いて熱を出した時、冷静に「解熱剤飲んだから、熱は下がるから大丈夫。あとは脱水にならないようにスポーツドリンクだけ飲んで」と声をかけて、ゆっくり休んでもらいました。
そしたら、回復した頃に「看護師だし、もっと熱心に看病してくれると思った。冷たい」と言われてしまいました!
私は、病気の時は一人でゆっくり休んでいたいタイプ。私からすると、やさしさでそっとしていたつもりでしたが。
看護師は、緊急なのか?様子を見ていいのか?アセスメントと対処方法を自然に考えて必要な行動をとるので、一般の人がイメージするような病人に対する接し方ではないのかもしれません。
【対策】コミュニケーションをとる
仕事柄、てきぱきしている部分を「キツイ」「怖い」「冷たい」と思うなら、そんな人はお断り!
そう切り捨ててしまいたいところですが、納得いかない思いもありますよね。
仕事柄もあって、ふとした時の口調や動作が“てきぱき”しやすいですが、関係性が浅いと誤解が生まれやすいようです。
コミュニケーションをしっかりとっていれば、「そういうわけなのか。なるほどね」とわかってもらえるでしょう。また、やさしいところやよく気がつくところなどの良い面がちゃんと伝われば、「すべて含めてこの人の個性で素敵だ」と感じてもらえるでしょう。
「怖い」「キツイ」「冷たい」と思われてしまうことが原因で恋愛がうまくいかないようであれば、コミュニケーションがしっかりとれていないかもと考えてみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
看護師の恋愛事情を聞いていると、「恋愛が下手」「出会いがないうえ、出会えても関係を続けられない」「男運が悪い」という悩みをよく聞きますが、本記事ではその原因と対策について解説しました。
「看護師は恋愛が続かない・うまくいかない」原因は主に4つあり、
①シフトが合わない
②忙しすぎる
③収入が高くて自立している
④しっかりしていて、性格がキツイ
でした。
実際の看護師の皆さんの体験談とともに、オススメの対策についても実際に取り入れやすいよう、具体的に解説しました。
日々、人の役に立ち、仕事を頑張る看護師の皆さんには、プライベートも幸せであってほしい。この記事が、看護師の皆さんのお悩み解決に役立つことができれば幸いです。
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スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
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