2025年5月29日(木)~6月13日(金)の約2週間にわたり、ウェブ上で「看護師あるある?これって職業病かも!アンケート」を実施しました。
看護師経験10年以上の40代・50代を中心に、20歳未満から60代以上まで、幅広い年代の572人の方々にご参加いただきました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
それでは、気になるアンケート結果を発表します!
Q.気づけば看護師目線!日常でやっちゃうクセ、ありますか?

※複数回答可、回答者数572人
🥇 第1位 人の血管に目が行きがち(427人)
年代問わず、堂々の第1位でした。
暑さで肌の露出が増える季節、今この瞬間も、看護師の皆さんは無意識のうちに誰かの血管をチェックしているのでしょうか。
「半袖の人を見ると、つい血管に目がいってしまう」(20代)
「電車で他人の血管を見てしまう」(40代)
「浮き出た血管を見ると“採血しやすそう”と思ってしまう」(50代)
🥈第2位 家族や友人に健康相談されがち(370人)
20代以上の年代では、6割の人が「健康相談されがち」と回答。
あまりにも日常的なことだからか、具体的なエピソードは少なかったものの、いくつかご紹介します。
こんな雰囲気なら、つい健康相談したくなりますね。
「友達にも体調はどう?と送ってしまうことがある」(20代)
「友人の体の不調を聞くと、ついアドバイスしたくなる」(40代)
🥉第3位 医療ドラマの間違いが気になって仕方ない(354人)
30代以上の年代では、2位または3位にランクインする職業病あるある。
医療ドラマを見ていると、つい細かいところが気になってしまうーーそんな視点こそ、看護師ならではの職業意識かもしれません。
「医療ドラマで交わされる申し送りを聞き逃すと、今なんて言っていた?とモヤモヤする」(30代)
「医療ドラマの医師や看護師の言動に違和感を覚え、思わず独り言でツッコミを入れてしまう」(40代)
その他では、「床に荷物が置けない」「家族が病院で処方された薬の内容を確認してしまう」「外見から疾患のアセスメントしてしまう」といった声も。
また、全体では第6位だった「ナースコールの幻聴が聴こえる」ですが、30代以下ではTOP3にランクイン。
幻聴系は、ナースコール以外にも、救急車やモニター音、アラーム音もありました。
看護師さんにとって、これらの音は重要なアラート。音がすれば自然とその方向に注意が向くようになり、日々の業務を通じて聴覚もより研ぎ澄まされていくのでしょうね。
Q.気づけばやってる!看護師ルーティンあるあるを選んでください

※複数回答可、回答者数572人
🥇 第1位 早食い(353人)
いつでも早食いになってしまう声が多数でした。昼ごはんに30分もとれないということがザラにある現場だからこその結果といえます。
「家族のなかで、いつも一番に食べ終わる」(60代以上)
「なんせ早食い。患者さんには“30回噛んで”と言っているのに…」(50代)
🥈 第2位 せっかち(297人)
次から次へといろいろなことが起きるし、人手不足や業務の多さから、自然と「早く動かなきゃ」という意識が育まれていくようです。
「せっかちすぎて、エレベーターが待てない」(30代)
「家事も複数のことを同時進行したくなる」(50代)
🥉 第3位 トイレを我慢するのが当たり前になっている(277人)
どの年代でも上位にランクイン。第1位、第2位の理由にも通じる職業病です。
「トイレを我慢しがちで、家事中も“この作業を終えてから”と考えてしまう」(30代)
「トイレに行く時間がないので、水分を控えがち」(40代)
「トイレに行ける時間を逆算して、その時間に合わせて水分量を調整」(40代)
その他でも、「プライベートでも困っている人がいると声をかけずにはいらない」という声や、早食いやせっかちに通じる「早歩き」などがありました。
Q.看護師の“体の悲鳴”あるあるを選んでください

※複数回答可、回答者数572人
🥇 第1位 腰痛(431人)
腰痛も全年代で断トツの多さでした。
看護師さんの仕事は体を使う場面も多く、腰に負担がかかりやすいですよね。
「休日になると、いつの間にか腰痛が治っている」(50代)
「患者さんの移動で腰に負担が…」(60代以上)
🥈 第2位 肩こり・首こり(414人)
少し趣が異なりますが、このようなエピソードも寄せられました。
「最近「ストレートネック」と「巻き肩」に悩んでいますが、原因はスマホではなく、連日の採血(笑)」(50代)
採血時の姿勢が原因とは…まさに看護師さんならではですね。
🥉 第3位 足のむくみ(355人)
立ち仕事が多い看護師さんにとって、足のむくみは切実な悩み。30代以上ではTOP3に入りました。
日頃、どのようなケアをしているのでしょうか?
皆さんのおすすめケア方法が気になります。
まとめ
看護師という職業ならではの「あるある」が詰まった今回のアンケート。
日常のちょっとしたクセから、体の悲鳴まで…どれも「わかる!」と共感の声が聞こえてきそうです。
今回ご紹介しきれなかったエピソードも、まだまだたくさん。
皆さん、ユーモアも交えて軽妙に語ってくださって、思わず笑ってしまうこともしばしばありました。
同時に、今回上位にランクインした「早食い」や「せっかち」「トイレを我慢するのが当たり前になっている」といったことは、休憩やトイレに行く時間すら十分にとれないなど、大変な職場環境であることが垣間見えます。
こうした環境のなかで、自然と身についた”サバイバルスキル”といえるかもしれません。
スーパーナース編集部は、皆さんのお声をもとに、引き続き、看護師の皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを発信していきます。どうぞご期待ください。
新企画『看護師早食い調査』(本企画は終了しました)!
【本企画は終了しました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました】
早速ですが、参加型の新しい企画をご用意しました。
上位にランクインした「早食い」を、みんなで確かめてみませんか?
参加型企画『看護師早食い調査』を実施します!
身近にあるスティック菓子を食べて、みなさんの普段の早食いタイムを投票で教えてください。
👇下の「カリッ ポリッ トライ!」のバナーをクリックすると、参加方法などが見られます!

スーパーナースは看護師に特化した人材紹介派遣会社です。
これまで多数の看護師さんと取引先とのマッチングの実績があり、看護師に特化している会社だからこそのマッチング率、リピート率の高さ、案件数、全国展開、といったさまざまな強みがあります。
お仕事探しや転職に関心がある方は、ぜひ一度、スーパーナースにご相談ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






