整形外科で働くと、日々出会う患者さんの特徴や雰囲気に、ほかの診療科にはない独特さを感じることがあります。
骨折や関節の不調で来院する人もいれば、リハビリを頑張る高齢の方、スポーツでケガをした学生まで幅広く、にぎやかな現場。ですが、実際に現場に立つと、それ以上に驚きや笑い、時には涙が詰まった“あるある”が日々繰り広げられています。
そんな環境で奮闘する整形外科ナースたちの「あるある」は、思わずうなずきたくなるものばかりです。
今回は、整形外科で働く看護師なら共感必至のあるあるを12個ご紹介します。
看護師あるある体験談を48個集めた読みものは『コチラ』から。
整形外科看護師あるあるを一挙公開!
整形外科での日常は、患者さんの前向きさに励まされたり、思わぬトラブルに冷や汗をかいたりと、まさにドラマの連続です。
この記事では、現場で働く看護師さんの声をもとに「整形外科看護師あるある」を12個ご紹介します。
肩の力を抜いて「そうそう!」と楽しんでいただければ嬉しいです。
1. 病棟全体が明るい
整形は患者さんの回復が目に見えるからか、病棟全体がポジティブな雰囲気。
松葉杖で立てるようになった瞬間の笑顔とか、こっちまで元気をもらえます!
2. トランスファーが得意になる
リハビリに行くためにベッド⇔車いす⇔ストレッチャー……。
とにかくトランスファーの回数が多い病棟です。
最初はヒヤヒヤだったけど、今では流れるような動作でできるようになりました。
3. 患者さんと結婚する人がいる
若い患者さんが多いからか、実際に結婚した同僚がいます。
ドラマみたいな展開ってあるんだなぁ……って思いました。
4. リハビリスタッフとの連携が重要
PT・OTさんとの情報共有が必須。
リハ室のスタッフさんに『昨日は痛みが強かった』って伝えるだけで、メニューを調整してくれる。
もはや戦友です!
5. ADL指示が細かくシビア
『車いすは自立OK』『トイレは介助必要』みたいに、ADL指示がめちゃくちゃ細かい。
他科にいた頃は、もっとざっくりだったので、最初は戸惑いました。
整形外科あるあるです。
6. 装具の種類が多すぎる
コルセット、サポーター、シーネ……、とにかく種類が豊富で用途も微妙に違う。
最初は『え、どっち?』って、何度も先生やリハさんに確認してました。
7. 包帯の巻き方が上手くなる
整形に入職前、包帯を巻くのが苦手でした……(汗)
でも、毎日誰かしらに包帯を巻いてるせいか、気づけば包帯職人並みに上達。
「巻き方きれいだね!」って患者さんに褒められると嬉しいです。
8.入浴のありがたみを実感
「今日からお風呂OKです」って伝えると、患者さんがすごく喜んでくれる。
その笑顔を見ると、こちらまで心があったかくなる。
お風呂って大事だな、人を笑顔にするなって、改めて実感する日々。
9. 腰を痛める人が多い
体位変換・移動・移乗で、とにかく腰への負担が大きい。
勤務後は、腰がバキバキ……。
同僚と湿布を貼り合うのは整形外科あるあるかも。
10. 急な入院・緊急手術が多い
外来からそのまま緊急オペ、なんてケースもよくある。
予定してた業務が一気に崩れるから、アドリブ力が鍛えられました。
11. 環境整備にうるさくなる
転倒予防に努めるあまり……、環境整備にうるさくなりました。
ベッド周りのコード、マットの位置、スリッパの向きとか、とにかく転倒させないようにしてます。
家でも家族に『そこに物置かないで!』って言いたくなるのは、職業病かも。
12. 体育会系のドクターが多い
整形外科のドクターって、なぜか体育会系ノリの人が多い(笑)。
診察中もオペ中も、他科のドクターよりにぎやかです。
まとめ
整形外科病棟の毎日は、体力勝負の場面も多く、患者さんの回復を支えるために走り回る日々。
それでも、リハビリに励む患者さんの姿や「ありがとう」の一言が心に沁みる瞬間、看護師としてのやりがいを実感します。
あるある体験談を通して、少しでも「自分だけじゃない」と笑えたり、仲間と共感し合えたりしたなら嬉しいです。
整形外科で働く皆さんの日常に、ちょっとした元気や共感を届けられますように!
皆さんの職場にも「あるある」エピソードはありますか?
「そうそう!」と共感できる話や、ちょっと笑える体験談があれば、ぜひ教えてください。
あなたの声が、次の“あるある”として仲間たちをクスッと笑顔にするかもしれません。
そんな「看護師あるある」体験談を48個集め、ご紹介しています。どうぞ、ご参照ください。

スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。






