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助産師ってどんな仕事?助産師になるには?年収・将来性もご紹介!

助産師の仕事の特徴

助産師の仕事は、妊娠や出産の時期に妊婦さんに寄り添いアドバイスを行ったり、お産の介助を行ったりすることがメインです。
妊娠中は、マタニティブルーという言葉があるように、精神的に不安になりがちです。ひどい場合は母胎に悪影響を及ぼすこともあります。
そうならないように普段からしっかりとコミュニケーションをとり、安心して出産に臨めるような環境を作ることも重要な仕事です。女性しかわからない視点、妊婦さんの視点でのコミュニケーション能力が必要となります。

助産師と看護師の違いはどんなところ?

助産師と看護師は、まず保有する資格が異なります。看護師は所定の養成機関で3年以上学び、看護師国家試験に合格することで看護師になります。助産師は看護師国家試験に合格したうえで、さらに所定の養成機関で1年以上学び助産師国家試験に合格することが必要です。つまり助産師は「看護師」と「助産師」の両方の資格を必ず持っていることになります。

次に、業務内容の違いをご紹介します。看護師は病気や怪我をした患者さんの診療・介助に携わりますが、助産師は産婦さんの出産に関する手助けを中心に行います。また出産後のお母さんや、生まれた赤ちゃんの健康を管理・指導する業務も助産師が行っています。
もちろん産婦人科にも看護師はいますが、その業務は一般的な介助や診療などの医療行為にとどまります。出産時の助産については看護師ではなく、必ず助産師が行うこととなっています。

助産師になるには?

助産師になるには助産師国家試験に合格する必要があります。この試験は年に1回のみ2月に実施され、毎年の合格率は概ね90%と高い割合で合格します。
この試験を受けるには、看護専門学校もしくは看護短大を卒業してから、助産師の養成学校に進学・卒業する必要があります。

また、看護大学の中には必要科目を履修することで助産師国家試験の受験可能なところもあります。そのような中、助産師養成所は廃校になったり、必要科目を学べる大学も少なくなったりしてきています。試験内容としては、基礎助産学、助産診断・技術学、地域母子保健、助産管理が主となります。
合格発表は、3月下旬に厚生労働省、地方厚生局にて行われます。

助産師が活躍するシーンや、助産師の年収

助産師は、新しい命の誕生に直接かかわることのできる数少ない仕事の1つです。他の診療科ではなかなか体験できない喜ばしい出来事にぜひ立ち会いたいと、産科や助産院で助産師として活躍したいと考える看護師さんも多いでしょう。

ここでは、助産師がおもに活躍できる仕事の現場や、助産師の年収についてご紹介します。

【助産師のおもな活躍シーン】

1.分娩介助の現場

実際に出産が行われる現場で、赤ちゃんが生まれることを手助けします。病院での出産が一般的ではなかった昔は「産婆さん」という職業の方が行っていた仕事です。助産師にとってもっとも大切な業務の1つですが、少子化にともない分娩介助の機会は全体的には減りつつあります。
しかし、出産のスタイルが多様化していることもあり、助産師が持つ専門知識を生かせる現場はむしろ増えていると言ってよいでしょう。

2.妊婦さんの健康管理や生活指導をする「助産師外来」

最近では、助産師の知識や経験が生きる現場として「助産師外来」が注目されています。助産師外来とは、従来産婦人科医が一手に行っていた妊婦健診や保健指導などを助産師が行う外来を指します。
女性ならではの視点で、助産師として得た豊富な知識や気配りを生かし、妊婦さんがより健康で充実したマタニティライフを過ごせるようサポートする場と考えるとよいでしょう。
もちろん、助産師外来ではつねに産婦人科医と連携を取っているため、妊婦さんは安心してゆっくり健診や指導を受けることができます。

3.出産後のママさんへの産後ケア

お母さんが出産を終えると、体調が戻るまでの期間である「産褥期」がやってきます。その間のお母さんの健康管理や生活指導なども、助産師が行うことができます。出産後の助産師の仕事といえば新生児のケアが中心と思いがちですが、産後のお母さんの健康を守ることも、助産師の大切な仕事です。

4.妊婦さんのご家族に対する指導やアドバイス

妊婦さんだけでなく、お父さんになる旦那さんやその他のご家族への指導・助言も助産師が行います。妊婦さんの生活に関する指導・相談の場といえば「母親学級」が知られていますが、最近ではお父さんも一緒に参加する「両親学級」を設けるところも増えています。

【助産師の年収は?】

助産師は資格職であるだけでなく、生命の誕生に関わる大事な仕事だけあって、平均年収も看護師より高くなっています。

助産師の平均年収は約5,200,000円といわれており、月収に換算すると350,000円ほどになります。とはいっても、新人時代の助産師の月収は20万円弱ほどと、看護師とそれほど差はないといわれています。経験を積み、知識を得てどんどん年収を上げられる仕事であるといえるでしょう。
助産師は平均年齢も高く(平均45歳ほど)、長く仕事を続ける方の多い職業です。その分安定していて、頑張り次第でどんどん収入を上げられる、やりがいのある仕事ですね。

【助産師として求められる人材とは】

赤ちゃんが好きで、うれしい誕生の現場に立ち会いたいと思う方であることに加え、必ずしも幸せな出産ばかりではないという産婦人科の実情と向き合えるメンタルの強さが必要とされます。また、生まれてくる赤ちゃんを取りあげるというタフな仕事をこなせる体力や健康状態も大切です。また、妊婦さんが妊娠中に経験する身体の変化などを細やかにケアできる優しさや心の余裕も求められるでしょう。

助産師の仕事に将来性はある?

少子化が進んでいる現代において、助産師の活躍できる現場は減っているのでは? と思う方もいるかもしれません。しかし、先にも述べたとおり、妊婦さんの人気が高まっている「助産師外来」を設ける医療機関が増える傾向にあります。
また、定期検診~出産という従来のマタニティライフに加え、産前産後の妊婦さんやご家族の生活をよりきめ細かくサポートする役割のウエイトも大きくなっています。

生まれる赤ちゃんの数自体は減っているとしても、その分1人の子どもが生まれるという出来事自体が重大化していると考えるとよいでしょう。出産のスタイルが多様化していることなどもあり、助産師の需要は低下するどころか、安定して高い状況です。

助産師として働く看護師の声

私が助産師として働くことになったきっかけは、同じく助産師として働く母の姿でした。母は幼いころは地元の大学病院で助産師として働いていたのですが、結婚して私が生れたと同時に助産師を引退しました。
そして、私が小学校に進学して子育てが落ち着いた頃に、再び助産師として職場に復帰しました。そんな母には、出産に立ち会ったいろんな方々からお礼のお手紙や毎年のように子供の成長をお便りしてくださります。
そんなありがたい言葉を貰える母を尊敬し、私もいつか助産師になりたいと思うようになったのです。
そんな私も今では助産師として生きています。母のように多くの人に慕われるには、まだまだの私ですが、姓名の誕生に幾度となく立ち会える今の環境に誇りを持っています。

まとめ

今回は、助産師の仕事内容や助産師になるための方法などをご紹介しました。看護師とどんな点が異なり、収入はどのくらい違っているのかなど、興味深い点が多くあったと思います。

少子化や、産科医院の減少などが問題視されがちですが、昔ながらの出産スタイルを踏襲し現代医療のメリットも付加した「助産院」の増加など、助産師にとっては明るい要素も増えています。やりがいと収入を両立できて、生涯続けられるライフワークとして、女性看護師のみなさんは助産師になることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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