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看護師の転職平均回数は?転職回数が多い看護師が転職を成功させるには

「転職回数が多いから、これからの転職活動が不安……」と、お悩みのナースさんは少なくないはずです。でも、実際に何回ぐらい転職をすると「転職回数が多い」と判断されるのでしょうか。
一般的に20代のナースさんで「2回」、30代だと「3回」、40代では「4回」ぐらいの転職回数であればさほど多くない印象でしょう。また回数がこれより多くても、勤務期間や転職理由によっては「多い」と判断されない場合も。今回は、「転職回数が多い」とお悩みのナースさんがしっかり採用を勝ち取るコツをご紹介します。

転職回数にかかわらず「好印象」が採用される秘訣

転職の理由は、人によってさまざまです。本来は長く勤め続けられる人でも、職場やご本人の事情で何度も転職せざるを得なくなる場合もあるでしょう。それらの事情を考慮して「転職の回数だけで判断せず、ぜひ一緒に働いてみたい」と応募先に思ってもらえる転職活動を意識することが大切です。

1.看護師は基本的に転職が多い職業

ここでは、ナースさんの年代別平均転職回数を見ていきましょう。20代の場合では「0.9回」が平均。30代では「2回」、40代では「2.9回」が平均転職回数でした。つまり、20代のナースさんでもかなり多くの方が1回以上の転職を経験していることがわかります。
転職回数は人によってさまざまかもしれませんが、ナースさんは基本的に「転職すること自体は珍しくない職業」と考えられます。

2.転職成功の最短ルートは「印象アップ」!

転職を成功させるためには、面接官に「好印象(良い印象)」を持ってもらうことが何より重要ですもしご自身で「自分は転職回数が多い」とお考えなら、面接官側もそれを懸念する可能性があることを考えておきましょう。
転職を決める理由のなかにも、ご自身の問題とは関係のない「やむを得ないケース」があります。たとえば結婚・出産・育児、ご家族の転勤や介護など……。また、キャリアアップやスキルアップなど、ポジティブな理由で転職するケースももちろんあるでしょう。
それらの事情があって複数回の転職を経験し、それをはっきり伝えられるのであれば、転職回数が極端に多くない限りネガティブな要素にはなりにくいかもしれません。
しかし、それでも採用する側としては転職回数が多い人よりは、少ない人を採用したいと考えるかもしれません。そのハードルをクリアするには、やはり「面接時の好印象」が大切になります。面接を受ける際の基本ですが、「はきはきと受け答えできる」「相手の顔を見て話せる」「きちんと敬語を使える」などの話し方は身につけておきましょう。また、態度や服装がだらしなくならないよう、清潔感を意識することも忘れずに心がけましょう。

転職回数の多いナースさんは、面接で何を強調する?

転職回数が多いと自覚しているナースさんの場合、面接で特に意識したい部分はどんなものなのでしょうか。ここでは、転職回数の多いナースさんが面接で特に気をつけたい点について、具体的にご紹介します。

1.転職理由にネガティブ要素がある場合は?

もし、転職理由に「上司や同僚とうまくいかなかった」「労働環境に不満があった」など、ネガティブな要素がある場合はどのようにすればよいのでしょうか。それをわざわざ正直に伝えるよりは、以下のような言い方で事実を伝えると、前向きさが強調されるでしょう。

多くの診療科(現場)で経験を積んできたと伝える
過酷な労働環境で転職する場合、「週〇〇時間の残業、××日間休みなしで体調に悪影響があった」など、本当に過酷だったという事情を具体的な数字で伝える
給与に不満があっての転職の場合は、「もっと〇〇な仕事(患者さんと向き合える仕事、スキルアップにつながる仕事など)をしたい」など、応募先の仕事内容に言及して希望を伝える

2.実際に問題視されるのは転職回数よりも転職理由・転職までの期間

転職回数が多いと「採用してもまた辞めてしまうのでは」と、採用する側が心配に思うのはある意味仕方のないことです。しかし、実際に応募者の経歴で問題に思われがちなのは、単に転職した回数だけではありません。
むしろ、その理由や転職に至るまでの期間で印象はかなり異なってきます

たとえば「5年で3回転職したが、その間に3年勤めた職場がある」という場合と、「5年で3回転職したが、1年に1回転職してここ2年仕事に就いていない」という場合ではあきらかに採用側の印象は違うものになるでしょう。
また、転職理由でも「家族の転勤や育児・介護」などやむを得ない理由がある場合と、「ライフスタイルに変化はないが、なぜか転職だけを繰り返している」という場合では、やはり印象は異なります。

履歴書などで転職回数をごまかしてしまうとどうなる?

転職回数があまりに多いと書類選考で不利になると思い込み、いっそ履歴書の欄に職歴を少なく記入してしまいたい…… と思った事のある看護師は、少なくないかもしれません。しかし、やはり転職回数をごまかした記載はしないことが大原則です。

実際とは違う転職回数を履歴書に書いたとしても、採用担当側が本当の職歴を調べ上げて真相を暴くことは難しいものです。しかし、「バレなければ良し」と安易に考えていると、いざ発覚したときに慌ててしまうことになりかねません。
転職歴が発覚するパターンで多いのは、「転職した職場の直前の勤め先が何らかの理由で分かってしまう」というケースです。その理由は、雇用保険被保険者証や源泉徴収票を提出すると、そこに前の職場がしっかり書かれているためです。

「では、直前の職場以外ならバレないの?」と思うかもしれませんが、確かに実際にはバレにくいでしょう。しかし、発覚した際には最悪のケースで職場を解雇される(おもに通常解雇)可能性も十分にあるため、そのような危ない橋を渡るよりは正確な記載を心がけるべきでしょう。

ただし、例外的に履歴書に記載しなくてもよいと思われる職歴の例はあります。それは、「就業初日や翌日、その週のうちなどにすぐ辞めてしまった」というケース。これぐらいの短期間であれば、社会保険の手続きなどもされていないことになりますし、実際にその職場で実務にあたったとはほぼ言えない状態でしょう。ご自身の側も採用担当の側も、それを「就職して一定期間働き、退職した」とみなすことは難しいでしょうから、このケースはわざわざ職歴欄に記載しなくてもよいとも言えます。

「辞めグセ」や「仕事が続かない状況」を克服するには?

過去になんとなく転職を繰り返してしまい「辞めグセが治らない」とお悩みの方もいるでしょう。ここでは、ナースの仕事が同じ職場で長続きしないと自覚を持っている方が、それを克服する方法についてご紹介します。

1.ガマンではなく「妥協」で仕事を続けてみる

「我慢しなければ、仕事は長く続けられない」と思い過ぎると、それが余計に重圧になって辛さが増してしまいます。忍耐と思わず「まあいいか、この仕事をやっているから○○(生活や楽しみなど)ができるんだし」など、「妥協」にすり替えて考えてみるのはいかがでしょうか。それだけでも、だいぶ気持ちが楽になるという方もいるはずです。

2.仕事を続けることで、最低限の日常生活や自尊心に支障がないかどうか考えてみる

今の仕事を続けていて、「まったく人間らしい生活ができていない」と思うことはありますか? あるいは、「仕事のせいで心身ともにボロボロで、何のために生きているかわからなくなる」とまで思っていますか?

上記のように病的にネガティブな心理状態に陥っておらず、「悩みはあっても生活に困るようなことはない」「仕事はそれなりに大変でたまに辞めたいと思うけれど、それ以外は気楽にのんびり暮らしている」という状況であれば、もう少し様子を見て続けてみることをおすすめします。

3.仕事以外に熱中できる趣味や活動を見つける

人生の半分が仕事で、他は寝て食べるだけという状況では、仕事にあたる上での張り合いがなくなって当然かもしれません。そのような場合は仕事と全く関係のない、趣味やスポーツ・文化活動などに楽しみを見出すことで、仕事を含めた生き方にメリハリが出ます。「○○(趣味など)を思う存分楽しむために、しっかり働いてしっかり稼ごう」と思えるようになれば、仕事に対するネガティブな気持ちや倦怠感も低減できるでしょう。

転職の多い看護師が面接までに準備しておくべきこと

「転職回数が多く、書類選考や面接などで不利になるのでは?」と不安に思っている看護師には、転職活動中に準備しておきたいことがあります。ここでは、転職回数の多さが心配な看護師が面接前に必要な準備について、ご紹介します。

1.退職理由を聞かれるので、言うべきことをまとめておく

前職を辞める理由については、面接では必ず聞かれることの1つです。家族の転居や育児・介護など、不可抗力的な理由であれば不利にはならないため、正直に伝えましょう。もしそうではなく、待遇不満や人間関係の不和などネガティブ要素を含む理由が含まれる場合は、敢えて伝える必要はありません。「得意な分野を活かせる職場に移って貴院に貢献したい」「貴院でなら10年後の自分を想像できるので、今後の長いキャリアをここで積み重ねたい」など、前向きな転職理由を伝えられるようにしておきましょう。

2.前職までの実務経験を、「経験豊富」という印象を与えられるように伝える

転職回数が多い看護師が、働いてきた職場の経験を長々と全部話す必要はありません。しかし、実務経験のなかでも挙げてきた成果や評価されてきたポイントなどをきちんと押さえ、具体的に話せるようにしておきましょう。「多くの転職を経ている」ことを「すぐ辞めてしまう」と取られるのではなく「さまざまな現場での経験が豊富」と思ってもらえるような伝え方が重要です。

3.転職先に関する情報を集め、知識をつけておく

転職したいと思った職場については、よく知っておくことが大切です。面接でも「本院のどんな点に魅力を感じたか」などの質問は、多くのケースで受けるでしょう。公式サイトを確認して経営理念や沿革などをある程度頭に入れ、感想を語れるくらいの状態にしておければなおよしです。また、面接と同時に職場見学ができるのなら、申し込んでおくことで転職に対する真剣さや積極性を汲み取ってもらえます。

まとめ

今回は、転職回数が多いナースさんが転職に成功するコツをご紹介しました。
転職市場で、転職の多いナースさんよりも少ないナースさんのほうが有利になることは明白です。そのためには、今後必要以上に多くの転職を繰り返さないことも大切です。

これからの転職では「転職で実現したいことをはっきりさせて計画を立てる」ことで、長く働ける転職先を見つける努力をしてみましょう。また、転職してから「こんなはずではなかった」と思わないよう、応募先の口コミや転職サイトの情報などを参考に、情報ギャップをできるだけ少なくして転職に踏み切ることが大切です。これ以上転職をしないよう、万全なリサーチをおこなって転職活動を成功させましょう!

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