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看護師が介護施設に転職するメリットデメリット

看護師として勤めることができる職場は、病院だけではありません。
最近では病院以外の福祉施設や教育機関でも看護師を常駐させるケースが増え、看護師さんの転職先としての選択肢も増えています。

この記事では、介護施設に看護師として転職するケースについて、詳しくご紹介します。
看護師さんが介護施設で働く際の仕事内容やメリットやデメリット、病院以外で働く不安や心配事への対処法などを取りあげますので、ぜひご参考にしてください。

看護師が介護施設で働く場合の仕事内容

高齢化による要介護人口が増えていることで、全国の介護施設の数も年々増加しています。
しかし、施設に入所する方々の健康を守る看護師は常に足りていない状況です。
看護師の全数に対し、介護施設に勤めている看護師の数はわずか1割程度ともいわれています。

ここでは、介護施設で働く看護師のおもな仕事内容についてご紹介します。
介護施設でのお仕事に興味をお持ちであれば、具体的にどんな仕事をするか知っておくとよいでしょう。

1.入所者の健康状態を確認する業務

毎朝の出勤後などに必ず実施する、看護師の重要なお仕事です。
様子を見るだけではなく体温を測定したり、お薬の管理を行ったりします。

2.感染症の予防や蔓延の防止

インフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症が所内で流行しないよう、予防の徹底や感染しないための健康指導などを行います。

3.医師の指導の下にする医療行為

介護施設でも、看護師が医療行為をする機会が数多くあります。
医師の指導を受けながらの薬剤投与や吸引、胃ろうに関する処置などが中心となります。

4.入所者の健康状態の記録

介護施設では、夜間の業務を介護職員が行うケースが大半です。
そのため、医療スタッフ不在時でも介護職員が適切な介助や見守りができるよう、看護師が入所者さんの健康状態を記録しておきます。

介護施設で看護師が働くメリットやデメリット

介護施設は病院とは環境が異なるため、転職先として興味はあっても状況が変わることを不安に感じる看護師さんも多いでしょう。

ここでは、介護施設で看護師が働くことのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

1.夜勤がなく、残業が少ない

介護施設に常駐する看護師などの医療スタッフは、基本的に日勤職です。
一般的な社会人と同様に朝出勤して夕方に帰るライフスタイルを実現できるため、ワークライフバランスを取りやすく体力的な負担も少なめです。

2.今後も需要が増えるため、将来性がある

介護業界の拡大に伴って、従事する医療スタッフの需要が今後増えることは確定的です。
求人数も増えることが予測されるため、介護で活躍してきた看護師さんが重宝される機会は多くなるでしょう。

3.重症・重傷患者さんを診る機会が少なく、心理的な負担が軽い

介護医療は、救急救命科や外科などと比較して基本的にスローなケアが中心です。
急性の重い疾患や重傷の患者さんなどを診る機会は少ないため、それらの職場で気力の消耗が多かった看護師さんにとっては働きやすい職場と言えるでしょう。

デメリット

1.先進医療などを学ぶ機会は少ない

先述したようにスローでトラディショナルなケアが中心となる介護医療では、先進的な技術や医療に対する新しい考え方が身につく機会は少なくなるでしょう。
どんどん新しいことを学んで習得したいと考え、先進医療に対する向上心が高い方は、日々の業務に物足りなさを感じるかもしれません。

2.看護師の責任を重めに感じることがある

病院では常に医師の判断や指導が前提で、それに従って看護師が動くことができます。
しかし介護施設では医師も少数で、看護師自体の人数も少なめです。
病院では先輩やドクターに任せられる判断をご自身が受け持つ機会も少なくないことで、責任の重さや不安を感じる可能性もあります。

3.オンコール対応があることも

介護施設の看護師さんは夜勤がない代わりに、持ち回りで夜間のオンコール(職場からの電話連絡)を受ける機会があるかもしれません。
急な事態でなければ電話対応で済むことも多いと言われていますが、常に一定の緊張感は要求されるでしょう。

介護施設で看護師が働く際の不安や悩みとは

介護施設は病棟よりピリピリした雰囲気も少なく、人間関係がぎくしゃくする機会もあまりないといわれています。
しかし実際に働いてみると、介護施設特有の悩みや不安も生まれてくるもの。

ここでは、介護施設で働く看護師さんが抱えがちなお悩みと、その対処法をご紹介します。

1.入所者さんが亡くなることが不安

介護施設は要介護の高齢者さんが入所しているため、重篤な急性症状に立ち会うことがあまりない代わりに入所者さんの看取りに立ち会う機会が増えるかもしれません。
終末期医療を意識し、ターミナルケアに関する知識を身につけておくことが有用でしょう。

2.医師が常駐していないと心配

介護施設では、常駐する医師がいないところも少なくありません。
医療に関するさまざまな判断を看護師に任される機会もあり、心配になる看護師さんもいるでしょう。
しかし基本的には、同法人などの医療機関と常時連携している施設が中心です。
状況判断に迷うことがあればすぐに連絡を取り、確認を進めることで、確実に対処をして不安をなくしましょう。

まとめ

この記事では、看護師が介護施設で働くメリットやデメリット、介護施設における看護師の仕事内容などをご紹介しました。

介護施設の看護業務は夜勤や残業が少なく、出産や育児でブランクをお持ちの看護師さんの復帰先としても注目されています。
もし転職や復職を考えているけれどブランクが長く、職場の選定にお悩みであれば介護施設でのカムバックも検討してみてはいかがでしょうか。

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