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【面接】でNGな退職理由、合格する退職理由《後編》

不採用になりやすい退職理由とは?どう伝えたほうがいいか、ポイントやコツを解説

応募書類面接では、退職理由は必須事項

正直な理由をそのまま伝えても問題ない「退職理由」、上手にカバーして伝えたほうがいい「退職理由」を、ポイントやコツをまじえながら前編・後編に分けて紹介します。

前編の記事「面接でNGな退職理由、合格する退職理由《前編》」では、応募先に正直に伝えてもいい退職理由について解説。

続いて、後編のこの記事では、退職理由としてはとても多いけれど、そのまま伝えると不採用につながりかねない「人間関係」「多忙」「待遇の不満」「自信がない」といったネガティブな理由での退職理由について解説します。

目次

嘘も方便?上手にカバーするべき退職理由

「人間関係の悩み」や、「勤務時間が長くツラかった」、「給与や待遇に不満があった」など、どうしてもネガティブな理由で退職する場合があります。

しかし、率直にそれだけを伝えると、与える印象はあまり良いものではありません。

退職理由としては、実際にはとても多いものだとしても、正直に伝えると自分自身の能力を疑われてしまったり、マイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。

まったくの嘘を伝えることはNGですが、伝える内容や角度を工夫することによって、相手に与える印象はまるで変わります。

転職を考えている方はこの記事を参考に、面接に通過する「退職理由」を整えておきましょう。

伝え方・内容を工夫するためのコツ

転職活動の際に応募先に伝える退職理由は、

  • 「なるほど、それなら辞めるのも仕方ない」と納得してもらえる
  • 自分自身のアピールになる

この2つを兼ね備えるものにすると良いでしょう。

ということは、ネガティブな職場の内情について打ち明けたり、共感してもらえたので本音を話しすぎるといったことは御法度。

あくまでも、面接官は自分の親しい人ではなく、また、面接はプライベートな相談の時間ではないのです。

そんなことはわかってはいるのに、ついやってしまった……という失敗を防ぐためにも、何をどう伝えるか事前に用意しておき、転職活動に臨むようにしましょう。

     
    ネガティブな退職理由の場合、コツは、

    • マイナスな印象を持たれないよう、伝える内容の角度を変えること
    • ポジティブな要素を盛り込んでカバーすること

以下に、そのまま伝えると自身の印象が悪くなる可能性があり、気をつけたほうがいい退職理由と対策を挙げるので、参考にしてみてください。

人間関係の悩み

退職理由としてもっとも多い、人間関係の悩み。

本人にとってはツラく、辞めるには十分な理由です。しかし、人間関係の悩みやトラブルは、どの職場にもつきもの……。

いろんな性格のスタッフ、患者がいますが、上手に円滑なコミュニケーションをとれる人のほうが、やはり重宝されます。

そのため、退職理由について、「誰それがどうだったか」「こんなことをされた」というような、不満やトラブルを伝えるのは止めておいたほうが無難。むしろ、「あなたにも原因があるのでは?」と思われてしまう可能性があります。

人間関係の不満を伝えるのではなく、「職場のコミュニケーション事情がどうであったか、自身は改善するために何かしたのか」等、社会人として冷静に向き合っていたことを伝えるなどしてカバーしましょう。

そして、次の職場ではどんな働き方をしたいのか、自分はどんな看護師になりたいか、今後についてフォーカスすると◎。

体調不良・入院

体調不良で働き続けることができなくなったり、入院がきっかけであれば、辞める理由としては仕方ないもの。

懸念点としては、採用担当者から「ここで働いても、また休んでしまうのでは?」と思われてしまうことです。

そのため、「病気が治ったので、あらためて働きたい」「夜勤で体調を崩したので、夜勤のないこちらで働きたい」というように、これからは/この職場では大丈夫だということをしっかり強調しましょう。

さらに、体調を戻したので、また頑張りたいという本気度や姿勢が伝わると好印象。やる気をアピールしてカバーしましょう。

多忙や残業など、労働環境に対する不満

労働環境に対する不満で転職する人も少なくありません。

けれど、医療現場は忙しいことが多いので、「残業が多かった」「忙しかった」「夜勤がつらかった」という理由では、「あまり働きたくないの?」と思われかねません。

前職の労働環境の不満については強調しないよう、注意が必要です。

自分自身で退職理由を深堀りすれば、ただの不満だけではなく、こういう働き方がしたいという前向きな理由が何かしらきっとあるはず。

「忙しいために準備に時間がとれなかった、私はこういう働き方がしたい」
「もっと成長できるよう教えてもらったり、勉強したりしながら働きたい。こんな看護師になりたい」

といった前向きな理由を話すといいでしょう。

給料・昇給・昇格など、待遇に対する不満

待遇はとても大切。待遇は職場選びの重要な要素なので、待遇を理由に転職するのは何ら間違ったことではありません。

けれど、転職活動で待遇を退職理由にすると、採用担当者から「ここよりもっといい所があれば、ここも辞めるのでは」と思われかねません。

また、待遇については入職前にある程度分かることもあるので、「前の職場には、それで納得して入ったのでは?」と思われる可能性もあり、あまり良い印象を与えないでしょう。

待遇については、おなじ業界であればある程度分かっていることもあります。

あえて待遇への不満にフォーカスするのは得策ではありません。

この場合も、「自分が望む働き方ができなかった」「今後のキャリアについて、実現できそうになかった」というやりたいこと、なりたい看護師像へフォーカスするほうが得策です。

能力、適性に自信がなくなった

看護師としての能力や適性に自信が持てなくなり、転職活動をする看護師はとても多いです。

けれど、「自信がなくなった」「看護師に向いていないと思った」という退職理由では、採用する側も、「この人で大丈夫?」と不安になります。

あなたは転職活動をして、これまでの環境とは異なるところを探し、新たに頑張ろうとしているわけです。その努力、仕事への熱意、情熱を自信を持ってアピールしましょう。

例えば、日々命に関わる病棟に限界を感じ、今後は介護施設で働きたいと考えているのであれば、ネガティブなことよりも前向きな話になるように角度を変えて、

「自分はこういうことが向いている・やりたいのだと、前職でわかったので退職しようと考えた。転職先は、それらが実現できる御施設を志望した」

という伝え方をしてみてはどうでしょう。評価はかなり変わります。

コチラの記事も参考に!

面接や応募書類で、応募先に伝える「退職理由」とはまた別に、今いる職場を辞める際の「退職理由」も、円満退職のためにはとても大切。

例文とともに、コツやポイントを解説しています。

円満退職できる退職理由【例文解説4つ】《前編》

 

円満退職できる退職理由【例文解説4つ】《後編》

まとめ

いかがでしたか?

転職活動がなかなか上手くいかない方は、「退職理由」で躓いていることがあります。

退職理由として多いものについて、この記事では「この理由は、そのまま伝えると印象が悪くなる可能性がある」「この理由であれば、こういう伝え方をすればなお納得してもらえる」といったポイントを紹介しました。

ぜひ参考にして、退職理由について一度練り直すと良いでしょう。

また、どうしたら転職が上手くいくか悩む方は、スーパーナースがサポートしますので下記よりご相談ください。

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