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看護師、副業でやりがちな失敗6つ《後編》

あなたは大丈夫?副業をはじめる時の失敗や悩みと、その対策を解説!

看護師が副業をする際、やりがちな失敗があります。どんな落とし穴があるのか、看護師が陥りがちな6つの失敗を紹介します。

また、どうすれば未然に防げるか注意点や対策もあわせて解説します。

前編ではやりがちな失敗1~3つめを紹介しました。

続いて、後編では4~6つめを解説します。

後編のこの記事では、社会的に厳しく罰せられる可能性のある失敗を解説しています。これから副業を始める方も、すでに始めている方もぜひチェックしてください。

目次

やりがちな失敗4◆守秘義務違反・情報漏洩

副業をする上で怖いのが、院外秘の機密情報や、患者さんのプライバシーに関わることなどをうっかり話してしまうこと。

女性同士はおしゃべりが大好き。副業をすることで得られる、大切な情報やネットワークもたくさんあります。

けれど、副業先のスタッフと仲良くなって、本業の職場での秘密情報をしゃべったり。逆に、本業で、副業の職場で漏らしてはいけない情報を話してしまったり……。話し過ぎて、秘密情報を漏らしてしまっては一大事です。

病院が責任を取ることになったり、自分自身が法的に裁かれことになったり、深刻な事態になりかねません。

ついつい口が滑らないよう、気を付けましょう。

✅秘密情報を漏らしていない?

診療上知り得た情報は、患者さんの同意がない場合、口外してはいけません。これは、医療関係者の義務

職場で情報共有をしている感覚で、副業先の看護師につい患者さんのプライバシーに関わる事を話してしまっては大問題です。

また、どの仕事についても言えることですが、本業・副業・兼業などそれぞれで知り得た業務上の機密情報は漏らしてはいけません。守秘義務を遵守しましょう。

対策!

おしゃべりをして盛り上がっている時こそ、ついつい口が滑りがち。興奮している時は、日常での自分の癖が出てしまいます。

なので、日頃から口に出す前にいったん頭で考えるようにしましょう。

    ・「これは今話していいのかな?
    ・「この人に話しても問題ないかな?

    と考える癖を身につけてしまいましょう。

やりがちな失敗5◆そもそも副業禁止

やりがちな失敗の5つめは、副業禁止かどうかを確認せずに、副業を始めてしまうこと。

今の時代、政府が副業を推進していることもあって、副業はスタンダードになっています。とはいえ、看護師の職場ではまだまだ副業が禁止されているところが少なくありません。

許可なく禁止の副業をしていたことが発覚したら、場合によっては懲戒処分等の対象になってしまいます。実は、毎年のように、無断で副業をしていることが発覚して懲戒処分になる看護師がいるのです。気を付けましょう!

✅就業規則を確認した?

一般的に、国立(厚生労働省直轄)や公立の医療機関で働く看護師は、「副業・兼業」が原則禁止。また、国立や公立の医療機関でなかったとしても、病院や会社では独自に就業規則で副業を禁止することができます。

だから、以前はOKだったと思って当たり前のように副業をしていたら、実は禁止だった……ということもあるので注意が必要。

対策!
思い込まずに、副業をする前に改めて「就業規則」を確認しましょう。

許可が必要な場合は、ルールに則って許可をきちんと取るようにしましょう。

ちなみに、もし禁止されていても副業をしたい場合はコチラの記事も参考に!

看護師「禁止だけど副業したい!」対策2つ

看護師の副業禁止と、トラブルの原因3

やりがちな失敗6◆確定申告を忘れる

本業だけだと、勤務先(病院や施設など)が税の手続きを代わりに行ってくれているので、自分で確定申告をする機会はほとんどないですよね。

けれど、副業をする場合は確定申告を自分で行う必要があります。

「めんどくさい」「たいした金額じゃないから、いいや」など、放置するのは厳禁です!気がついたら脱税していたということになりかねません。

無申告加算税や延滞税が科せられることもあるので、ルールはきちんと確認しておきましょう。

✅確定申告のルールを知っている?

副業で年間20万円以上の所得があると、確定申告をする必要があります。

よく間違えやすいのが、この20万円を“収入額”のことだと考えてしまうこと。
収入から経費や控除を引いた額(=所得)が20万円を越えると、確定申告が必要です。

副業が給与所得の場合
    給与所得 = 給与(収入) – 給与所得控除

    給与所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

副業が事業所得や雑所得などの場合
    事業所得等= 収入 – 経費 – 控除額

    副業の事業所得等が20万円を超えると確定申告が必要です。

※医療費控除や住宅ローン控除などを受けるときは、副業所得が20万円以下でも確定申告の必要があります。
 
 
副業で稼いだ額が多ければ税金を納める必要がありますが、少なければ、納めすぎた税金が返ってくることもありますよ。

なお、実際に確定申告をする際には、ざっくりと上記で上げた所得の出し方の他に、細かなルールがたくさんあります。

開業届を出せば控除額が増えるというポイントや、どれが経費にできるのかといった点、税金を納める方法まで幅広い知識が必要です。

対策!
副業をして、おおよその金額が見えてきて確定申告する必要があるなと分かったら、早めに調べたり取り掛かるようにしましょう。

確定申告は2月16日から3月15日までの間に行い、所得税を納付することになっています(還付の場合を除く)。

領収書を整理していなかったり、必要書類が揃っていなかったりすると時間がかかります。一ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。

もし、副業の収入が多い場合は税理士に依頼するのもひとつの手ですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
看護師が副業をはじめた時、誰もが陥りがちな失敗6つと、対策について解説しました。

1つ目は、副業を頑張りすぎて、本業に支障が出てしまうこと。
2つ目は、副業だからと甘く考えて信用を失うこと。
3つ目は、十分なスキルがなくて迷惑を掛けること。
4つ目は、守秘義務違反・情報漏洩をしてしまうこと。
5つ目は、副業禁止か確認していないこと。
6つ目は、確定申告を忘れたり、ルールを知らないこと。

知っていれば防げる失敗もあれば、つい気が緩んで陥ってしまう失敗もあります。

本業だと、厳しく指導する先輩がいたり、同じところで躓く同期がいて反面教師や勉強になったりしますよね。また、年末調整は勤務先が行うなど、きちんと働くための環境があります。

けれど、副業は自分自身で管理しないとダメなことが多く、無知やいい加減な考えでは失敗してしまいます。

この記事で紹介した事は、自分自身のためになることばかり!ぜひ副業をする際はチェックしてもらえたらと思います。看護師の皆さんが副業をスムーズに行える助けになれば幸いです。

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