Q.癌末期の患者さんに付くことが辛い
今担当している患者さんは、癌末期です。毎日、ご家族が献身的に看病されていますが、とても辛いです。
患者さんも日々痩せていき今では自分自身で歩くことも困難なくらいです。お見舞いに来たご家族は病室から離れた廊下で涙を流されていることもあります。そのような光景を見るたびに辛くて…。考えても仕方のないことだと言い聞かせているのですが、なかなか割り切ることができません。このような状況を乗り切るにはどのようにしたら良いでしょうか。
A.前向きに取り組む先に成長があります
お気持ちお察しします。一生懸命に業務に取り組んでいいるからこそお悩みなのですね。ただ、ご相談者のように悩むことで体調を崩されては意味がありません。看護師には、患者さんを元気にするお手伝いという重要なミッションがあります。辛いときは我慢せずに一緒に泣いてあげることも大切かもしれませんね。みなさんの笑顔を忘れずに業務に取り組むことでいつか成長を感じることができるでしょう。どんな結果であったも、一生懸命な看護からは「ありがとう」が生まれ前向きになれると信じています。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。